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【12項目で比較】SBI証券と楽天証券はどっちがおすすめ?使い分けもアリ!
2023年11月22日
これから投資をはじめるにあたって、SBI証券と楽天証券のどちらで口座開設をしようか悩んでいませんか?
SBI証券と楽天証券はどちらも手数料が安く、サービスも充実しているおすすめのネット証券ですが、細かな違いもあります。
そこで本記事では、SBI証券と楽天証券を実用的な12の項目で違いを比較します。
違いを比較したうえで目的別にどちらの証券口座がおすすめかについても紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
証券会社 | 口座開設数 | 国内株取引所 | 外国株 取り扱い | 米国株 取扱本数 | 投資信託 取扱本数 | つみたてNISA | iDeCo | IPO実績 (2022年) | ポイント サービス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 10,465,000口座* (2023年6月末) | 東京証券取引所 名古屋証券取引所 福岡証券取引所 札幌証券取引所 | 9ヵ国 | 5,400以上 | 2,595本 | 210本 | 37本 | 89社 | Tポイント Pontaポイント dポイント Vポイント |
楽天証券 | 9,243,379口座 (2023年6月末) | 東京証券取引所 名古屋証券取引所 | 6ヵ国 | 4,818 | 2,559本 | 203本 | 32本 | 65社 | 楽天ポイント |
2023/11/22時点
*SBIネオモバイル証券,SBIネオトレード証券,FOLIO含む
SBI証券と楽天証券を12項目で徹底比較
SBI証券と楽天証券を以下の12項目で比較していきます。【クリックするとその項目にジャンプできます】
1 口座開設数
証券会社 | 口座開設数 |
---|---|
SBI証券 | 10,465,000口座* (2023年6月末) |
楽天証券 | 9,243,379口座 (2023年6月末) |
*SBIネオモバイル証券,SBIネオトレード証券,FOLIO含む
グループ全体での比較になりますが、SBI証券の方が口座開設数は多いです。
ただ、楽天証券も単体で口座開設数900万を突破しており、非常に多くの投資家から利用されていることが分かります。
SBI証券と楽天証券は対面型証券最大手の野村證券の口座開設数も上回っていますし、他のネット証券の口座開設数と比較しても圧倒的に多いです。
2 取扱商品
SBI証券と楽天証券の取扱商品について下記の表にまとめました。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
国内株式 | 〇(東証/名証/福証/札証) | 〇(東証/名証) |
投資信託 取扱本数 | 2,595 | 2,559 |
外国株式 | 9ヵ国 (米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/ インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア) | 6ヵ国 (米国/中国/インドネシア/ シンガポール/タイ/マレーシア) |
米国株式 取扱銘柄数 | 5,400以上 | 4,818 |
つみたてNISA 取扱銘柄数 | 213 | 203 |
iDeCo 取扱銘柄数 | 37 | 32 |
IPO取扱件数 (2022年) | 89 | 65 |
その他 | 債券、FX、CFD、先物、オプション、 金、銀、プラチナ、ST(セキュリティートークン) | 債券、FX、CFD、先物、オプション、 金、銀、プラチナ |
2023/11/22時点
SBI証券、楽天証券ともに商品ラインナップは充実していますが、SBI証券の方がより取扱商品が多い印象です。
それぞれの項目については以降で詳細を深掘って解説します。
3 国内株式
SBI証券と楽天証券の国内株式に関する取引を以下の3項目で比較していきましょう。
取引手数料
国内株式の取引手数料には1注文の約定代金に対して手数料がかかるプラン(1約定制)と1日の約定代金合計額に応じて手数料がかかるプラン(1日定額制)の2つがあります。
SBI証券と楽天証券の1約定制の取引手数料を比較した表がこちら。
売買代金別の手数料比較一覧 (現物取引 1約定制) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 現物取引の手数料 (1約定制) | ||||||
5万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 | |
SBI証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
楽天証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
*それぞれ最安の手数料コースで比較
どちらも取引にかかる手数料は最安クラスで同じです。
ただし、手数料に対して付与されるポイントは楽天証券が1%であるのに対し、SBI証券は1.1%と少しだけ多くなっています。
続いて、1日定額制の取引手数料を比較した表がこちら。
売買代金別の手数料比較一覧 (現物取引 1日定額制) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 現物取引の手数料 (1日定額制) | ||||||
5万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 | |
SBI証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
楽天証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
*それぞれ最安の手数料コースで比較
SBI証券、楽天証券ともに手数料無料化の条件を満たせば、手数料は0円となります。
信用取引
SBI証券と楽天証券の国内株式の信用取引について表でまとめました。
一般信用取引(信用買い) | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 対象銘柄 | 返済期限 | 手数料 (1注文制) | 手数料 (1日定額制) | 金利 | その他費用 | ||||||
10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | |||||
SBI証券 | 東証(マザーズ・JASDAQ含)の SBI証券指定銘柄 |
無期限:原則無期限 日計り:当日 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | ・無期限:2.80% ・日計り信用:0% |
名義書換料:1取引あたり55円 管理費:1ヶ月ごとに1株あたり11銭(最低110円、最大1,100円) |
楽天証券 | 楽天証券 指定銘柄 | 無期限:無期限 いちにち信用:当日 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | ・無期限:2.80% ・いちにち信用 50万未満:1.80% 50万以上:0% |
一般信用取引(信用売り) | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
証券会社名 | 名称 | 対象銘柄数 | 返済期限 | 手数料 (1注文制) | 手数料 (1日定額制) | 貸株料(年率) | 逆日歩など | その他費用 | ||||||
10万 | 30万 | 50万 | 100万 | 10万 | 30万 | 50万 | 100万 | |||||||
SBI証券 | 無期限, 短期, 日計り信用, HYPER空売り |
約2,825銘柄 | 無期限:原則、無期限 短期:15営業日 日計り信用:新規建日当日 HYPER空売り:新規建日当日 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | ・無期限:1.10% ・短期:3.90% ・日計り信用(HYPER空売り 含):0% |
HYPER空売り:1日につき1株当たり◯円 のHYPER料が必要(銘柄による) |
管理費:1ヶ月ごとに1株あたり11銭(最低110円、最大1,100円) |
楽天証券 | 無期限, 短期売り, いちにち信用, 特別空売り |
約3,914銘柄 | 無期限:無期限 短期売り:14日 いちにち信用:当日 特別空売り:当日 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | ・無期限:1.10% ・短期:3.90% ・いちにち信用(特別空売り含) 50万未満:1.80% 50万以上:0% |
市場の状況に応じて証券金融会社が 利率を決定します。 |
*両社ともに信用取引手数料も無料化の対象
両社ともにデイトレ向きの当日のみの1日信用取引が用意されており、銘柄数も多く、売建て・買建てどちらも可能なのでおすすめです。
PTS取引
PTS取引とはProprietary Trading Systemの略称で、取引所を通さない 株の取引システム(私設取引システム)を意味します。
国内の株式市場の通常取引時間は9時から15時までですが、PTS取引によって取引所の営業時間外にも売買が行えるようになります。
SBI証券と楽天証券のPTS取引を比較した表がこちら。
証券会社 | 取引時間 | 手数料 | NISA対応 | 利用できるPTS |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 現物:8:20~16:00, 16:30~23:59 信用:9:00~11:30, 12:30~15:00 | 東証取引より約5%安い。 夜間取引は取引手数料無料。 | 〇 | ジャパンネクストPTS |
楽天証券 | 現物:8:20~16:00, 17:00~23:59 信用:9:00~11:30, 12:30~15:00 | 東証取引と同じ。 追加手数料なし。 | 〇 | ジャパンネクストPTS チャイエックスPTS |
当サイトでは、PTSの夜間取引の手数料(ナイトセッション手数料)が0円のSBI証券をおすすめしています。
4 外国株式
証券会社 | 外国株式の取り扱い | 米国株式 取扱銘柄数 | 米国株 取引手数料 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 9ヵ国 (米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/ インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア) | 5,400以上 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
楽天証券 | 6ヵ国 (米国/中国/インドネシア/ シンガポール/タイ/マレーシア) | 4,818 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
外国株式の取り扱いに関してはSBI証券が9ヵ国であるのに対し、楽天証券は6か国となっています。
韓国株やロシア株、ベトナム株に投資をしたいのであれば、SBI証券がおすすめです。
米国株式の取引手数料はどちらも同じで安いですが、取扱銘柄数はSBI証券の方が多いです。
5 IPO
証券会社 | IPO取扱実績 2022年 | 抽選ルール | IPOのNISA利用 | 備考 |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 89社 | 1口1票 抽選:60% チャレンジポイント:30% SBI基準による配分:10% | 〇 | 外れてもチャレンジポイント がもらえる制度あり |
楽天証券 | 65社 | 1口1票 抽選:100% | × | - |
2022年の新規上場数は91社でしたが、そのうち89社をSBI証券が取り扱っており、楽天証券は65社を取り扱っていました。参考:【2022年】IPO実績・取扱い証券会社一覧!
抽選ルールに着目すると、SBI証券は抽選60%ですが、外れても次回以降のチャンスにつながるチャレンジポイントが付与される独自のルールが設けられています。
一方、楽天証券は1口1票ですが、100%抽選で平等となっています。
また、大きく異なるのがNISAでIPOを利用できるかどうかです。
SBI証券ではIPOに当選した際にNISAを利用することができますが、楽天証券ではIPOにNISAを利用することができません。
6 単元未満株
証券会社 | ミニ株 サービス名称 | 手数料 | ミニ株のNISA利用 | ポイント投資 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 対応 S株 | 買付:無料 売却:無料 | 〇 | 対応 Tポイント、Vポイント | 東証の全銘柄が取引可能 |
楽天証券 | 対応 かぶミニ™ | 買付:無料 売却:無料 スプレッド:0.22% | 〇 | 対応 楽天ポイント | 業界で初めてリアルタイム取引と寄付取引の両方で単元未満株の取引が可能 |
単元未満株(ミニ株)とは1株から株式を購入できる制度のことです。
基本的に株式は100株を取引単位としているものが多いので、投資するのにそれなりの資金を要します。
単元未満株はSBI証券、楽天証券ともに対応しています。
楽天証券のかぶミニ™は2023年4月17日にスタートしており、リアルタイムで取引できる点でSBI証券のS株よりも優位性があります。
2023年よりSBI証券、楽天証券ともに単元未満株へのポイント投資ができるようになり、さらに魅力度が高まりました。
7 一般NISA
証券会社名 | NISA対象商品 | ||||
---|---|---|---|---|---|
国内株式 | IPO | ミニ株 | 外国株式 | 投資信託 | |
SBI証券 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天証券 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
NISA口座は最長5年間、年間120万円の投資枠を通して得られた利益に対して税金が非課税となるものです。
SBI証券と楽天証券のNISA口座を比較すると、SBI証券の方がIPOでもNISAを利用できる点に優位性があります。
ちなみにNISA口座は1人1金融機関でしか開設することはできません。*1年に1度金融機関を変更することは可能
8 つみたてNISA
証券会社 | 取扱銘柄数 | 積立方式 | 最低積立投資金額 | 増額設定 | クレカ積立 | ポイント | アプリ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 210 | 毎日/毎週/毎月 | 100円~ | 可能 | 三井住友カード (0.5%~5.0%) | Tポイント Pontaポイント dポイント Vポイント | かんたんつみたてアプリ |
楽天証券 | 203 | 毎日/毎月 | 100円~ | 可能 | 楽天カード (0.5%~1.0%) | 楽天ポイント | ウェブサイトにて取引 |
2023/11/22時点
SBI証券と楽天証券のつみたてNISAはどちらも少額から投資することができ、幅広いラインナップを取り揃えているのでおすすめです。
SBI証券は対象の三井住友カードでクレカ積立をすることができ、積立投資金額の0.5%~5.0%*のポイントが貯まります。
一方、楽天証券は楽天カードでクレカ積立を設定することができ、0.5%~1.0%のポイントが貯まります。
あと細かな違いを挙げると、SBI証券はつみたてNISA専用のアプリがありますが、楽天証券にはつみたてNISAの専用アプリはなく、ウェブサイトで取引する必要があります。
【解説記事】≫SBI証券のつみたてNISAの始め方やおすすめ銘柄
【解説記事】≫楽天証券のつみたてNISAの始め方やおすすめ銘柄
9 iDeCo
証券会社 | 取扱本数 | 国内株式インデックスファンド の最低信託報酬 | 海外株式インデックスファンド の最低信託報酬 | 手数料 (口座管理手数料) |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 37本 | 0.154%以内 | 0.0968%以内 | 無料 *国民年金基金連合会への 加入手数料2,829円 |
楽天証券 | 32本 | 0.176% | 0.10989% |
2023/10/4時点
iDeCoの対象ラインナップを比較するとSBI証券に優位性があります。
取扱銘柄数はSBI証券が37銘柄で、楽天証券が32銘柄です。
国内株式インデックスファンドと海外株式インデックスファンドの最低信託報酬を比べるとSBI証券の方がコストが低い商品を取り扱っています。
特に低コストで人気が高いeMAXIS Slimシリーズは楽天証券での取り扱いがないので、eMAXIS Slimシリーズに投資したい方はSBI証券でiDeCoをしましょう。
10 株アプリ・取引ツール
証券会社 | トレーディングツール (PC) | スマホアプリ (iPadも対応) | PTS取引 | テクニカル指標 | アラート機能 | 投資情報 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | HYPER SBI2 | SBI証券 株アプリ SBI証券 米国株アプリ かんたん積立アプリ SBI証券 FXアプリ HYPER 先物・オプションアプリ 取引所CFDアプリ -クリック株365 | 対応 PC、スマホ | 77種類 | あり | 市況情報(国内・海外) 銘柄情報 四季報 | 取引に応じたアプリが展開 |
楽天証券 | マーケットスピード MARKET SPEEDⅡ MARKET SPEED for Mac マーケットスピードFX | iSPEED iSPEED FX iSPEED 先物OP | 対応 PC、スマホ | 57種類 | あり | 市況情報(国内・海外) 銘柄情報 四季報 トウシル 日経テレコン | 株式は1つのアプリで取引完結 |
SBI証券と楽天証券の取引ツールやアプリはともに高性能で使いやすいです。
全体的な印象としては楽天証券は1つのツールやアプリで様々な取引ができるのに対し、SBI証券は取引の目的に応じたそれぞれのアプリが用意されているといった違いが見受けられます。
投資情報に関して、楽天証券は日経テレコンが無料で読める点に魅力があります。
11 ポイントサービス
証券会社 | 対応ポイント | クレカ積立 | 投信保有による ポイント付与 | ポイント投資 対象商品 |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | Tポイント Pontaポイント dポイント Vポイント JALマイル | 対応 三井住友カード 0.5%~5.0% | 投資信託の月額平均保有残高 に応じてポイントが付与 | 投資信託 |
楽天証券 | 楽天ポイント | 対応 楽天カード 0.5%~1.0% | 投資信託の保有残高がはじめて 基準残高に到達した際に付与 | 国内株式 米国株式 投資信託 バイナリーオプション |
ポイントに関して、SBI証券では様々なポイントを取り扱っているのに対し、楽天証券では楽天ポイントのみを取り扱っています。
ポイントの貯まりやすさは株式や投資信託のどちらをメインで取引するかによって異なります。
株式取引では外国株式もポイント付与の対象となる楽天証券がおすすめです。
証券会社 | ポイント付与率 | 取引コース | 対象商品 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 1.1%* | スタンダードプラン 1約定ごとの取引 | 国内株式(現物/PTS) |
楽天証券 | 1.0%** | 超割コース 1約定ごとの取引 | 国内株式(現物/信用) 外国株式取引(米国/中国/アセアン) 先物・オプション 海外先物 金・プラチナ取引 |
*手数料の月間合計額に対して
**大口優遇なら2%
一方、投資信託の取引ならクレカ積立のポイント付与率が高く、投信マイレージサービスも充実しているSBI証券がおすすめです。
SBI証券では対象の三井住友カードによってクレカ積立のポイント付与率が以下のように異なります。
カード | ポイント付与率 | 詳細記事 |
---|---|---|
三井住友カード (NL) | 0.5% | 三井住友カード (NL)の特徴・メリット|年会費無料で対象コンビニなどでポイント付与率最大5%! |
三井住友カード ゴールド (NL) | 1.0% | 三井住友カード (NL)の特徴・メリット|条件付き年会費無料のお得なゴールドカード! |
三井住友カード プラチナプリファード | 5.0% | 三井住友カード プラチナプリファードの特徴・メリット|ポイント特化のプラチナカード |
低コストのインデックスファンドに投資する場合、楽天証券のクレカ積立ポイント付与率は0.2%(楽天キャッシュ決済で0.5%)ですので、SBI証券の方がポイントが貯まりやすいです。
12 銀行との連携
証券会社 | 提携銀行 | サービス名 | 金利優遇 | 自動入出金 サービス | その他 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 住信SBIネット銀行 | SBIハイブリッド預金 | 普通預金金利が年0.01%に (通常時0.001%) | 対応 | アグリケーションサービスを活用することで 住信SBIネット銀行のサイト上でSBI証券の資産残高が把握できる |
楽天証券 | 楽天銀行 | マネーブリッジ | 普通預金金利が年0.10%に (300万円まで) | 対応 | ハッピープログラムにエントリーすることで 楽天証券での取引に応じてポイントが貯まる |
SBI証券、楽天証券ともにグループにネット銀行を抱えているので、銀行との連携も便利です。
傘下のネット銀行と連携することで、株などの売買時にネット銀行の口座からネット証券の方に自動的に入出金されるようになります。
加えてサービス連携したネット銀行の普通預金金利がアップする点も大きな魅力です。
特に楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジを利用すると、楽天銀行の普通預金金利がメガバンクの100倍の年0.1%になります。(年0.1%の金利が適用されるのは300万円まで。300万円を超えた部分は年0.04%の金利が適用)
SBI証券がおすすめできる人
口座開設数 | 10,465,000口座 |
---|---|
投資信託取扱本数 | 2,595本 |
外国株式 | 9ヵ国 (米国/中国/韓国/ロシア/ベトナム/インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア) |
米国株式取扱銘柄数 | 5,600以上 |
つみたてNISA取扱銘柄数 | 210本 |
iDeCo取扱銘柄数 | 37本 |
IPO取扱件数(2022年) | 89社 |
2023/11/22時点
これまで紹介してきたようにSBI証券は手数料も安く、幅広いサービスを取り揃えている総合力No.1のおすすめネット証券です。
投資初心者ならとりあえずSBI証券で口座開設しておけば間違いありませんが、特に以下のような方におすすめです。
- 取扱商品の豊富さを重視したい人
- 投資信託のポイント付与率を重視したい人
- IPO投資をしたい人
SBI証券は取扱商品が豊富で特に外国株式に関しては9ヵ国取り扱っており、米国株式も5,400銘柄以上を取り扱っています。
国内株式についても単元未満株に対応しているので、少額からの株式投資も可能です。
また、SBI証券はネット証券の中でも投資信託のポイント付与率が高いので、投資信託をメインで取引する方にもおすすめです。
投資信託の買付時にクレカ積立を利用することで0.5%~5.0%のポイントが貯まり、投資信託の保有時にもポイントが付与されます。
さらにSBI証券はIPOの取扱実績がNo.1である点も見逃せません。
2022年に新規上場した企業は91社ありますが、うち89社をSBI証券で取り扱っていました。
つまり、SBI証券で口座開設しておけばIPOの抽選により多く応募することができます。
IPOに当選した場合に楽天証券と違ってNISAが利用できる点も良いですし、独自のチャレンジポイントが導入されている点も魅力です。
楽天証券がおすすめできる人
口座開設数 | 9,243,379口座 |
---|---|
投資信託取扱本数 | 2,559本 |
外国株式 | 6ヵ国 (米国/中国/インドネシア/シンガポール/タイ/マレーシア) |
米国株式取扱銘柄数 | 4,818 |
つみたてNISA取扱銘柄数 | 203本 |
iDeCo取扱銘柄数 | 32本 |
IPO取扱件数(2022年) | 65社 |
2023/11/22時点
楽天証券もSBI証券と肩を並べるサービスが充実したおすすめのネット証券です。
特に以下のような方は楽天証券で口座開設することをおすすめします。
- 楽天グループのサービスを利用している人
- 楽天ポイントを使って投資がしたい人
- なるべく1つのアプリやツールで取引をしたい人
普段楽天グループのサービスを活用している方は楽天証券との相性抜群です。
楽天証券で取引をすることによって楽天ポイントが貯まることはもちろん、楽天市場や楽天カード、楽天モバイルなどの利用によって貯まった楽天ポイントをそのまま投資に回すことができます。
SBI証券と違って米国株式の取引でポイントが貯まるほか、国内株式や外国株式にポイント投資ができる点も魅力です。
また、楽天証券は1つのアプリやツールで複数の取引を行うことができ、投資初心者の方からも使いやすいと評判です。
さらに楽天証券で口座開設すると本来は有料の日経テレコンが無料で閲覧できるようになります。
SBI証券と楽天証券を両方使い分けるのもおすすめ
ここまでSBI証券と楽天証券の比較を行ってきましたが、両方口座開設して使い分けるのもおすすめです。
両方の口座を所有することでそれぞれの良いとこどりできますし、自分にとってどっちの証券口座が使いやすいかも感覚的に分かります。
SBI証券と楽天証券の両方の口座を開設するメリットと注意点を紹介させていただきます。
SBI証券と楽天証券の両方を使うメリット
SBI証券と楽天証券を両方利用する主なメリットは3つあります。
お互いの良いとこどりできる
SBI証券も楽天証券もそれぞれ単体で素晴らしいネット証券会社ですが、両方活用することでお互いの良いとこどりができます。
例えば、効率的にポイントを貯めたい場合、SBI証券の方が投資信託のポイントが貯まりやすく、楽天証券の方が株式取引でポイントが貯まりやすい特徴があるので、取引に応じて証券会社を使い分けるのは有効です。
また、韓国株やロシア株、ベトナム株への投資など楽天証券では取引できない商品をSBI証券でカバーできるようになります。
IPOの当選確率が上がる
IPO(新規公開株)は初値で売却すると勝率が約90%と言われる人気の投資法です。
儲かりやすいが故にIPOに申し込む投資家も多く、当選倍率が非常に高いのが現状となっています。
そこで、IPOの取扱実績が多いSBI証券と楽天証券の両方で口座を開設し、それぞれの口座でIPOを申し込むことで当選確率が上がります。
投資情報をより幅広く入手できる
SBI証券と楽天証券はそれぞれ違った投資情報を発信しているので、両方の口座を開設するとより幅広く投資情報を入手することが可能です。
四季報やバロンズダイジェストなどはSBI証券や楽天証券どちらでも閲覧可能ですが、お互いに取り扱っていないコンテンツもあります。
例えば、各社のアナリストレポートはオリジナルのコンテンツなので、両方閲覧できればより多くの視点が取り入れられます。
また、楽天証券では本来は有料の日経テレコンが無料で閲覧できる点も見逃せません。
SBI証券と楽天証券の両方を利用する注意点
SBI証券と楽天証券の両方を利用する場合は下記の点にご注意ください。
口座の管理が複雑になる
SBI証券と楽天証券に限らず、複数の証券口座を保有するデメリットには口座管理が複雑になることが挙げられます。
口座番号や取引パスワードも複数管理しなければなりませんし、どこの証券会社に何を預けているかを把握しなければなりません。
2,3口座までならそこまで管理は大変ではありませんが、一応デメリットとしてご認識ください。
資産が分散すると大口優遇の条件が満たせなくなる可能性あり
SBI証券や楽天証券には一定の条件を達成すると手数料などが優遇される「大口優遇」が用意されています。
例えば、楽天証券では貸株や投資信託の1か月の平均残高が3,000万円以上を超えると翌月から国内株式取引の手数料や信用取引の金利が優遇されます。
まとまった資金があるにもかかわらず、複数の証券会社に資産を分散させると大口優遇の条件を満たせない可能性があるのでご注意ください。
証券会社を跨いだ損益通算は確定申告が必要
複数の証券会社を跨いで損益通算を行う場合は確定申告が必要になる点もご注意ください。
単一の証券会社で特定口座(源泉徴収あり)を保有していた場合、その証券会社で売買した利益と損失は自動的に相殺されます。
つまり、損益通算のための確定申告は不要です。
一方、SBI証券で確定した利益と楽天証券で確定した損失を損益通算するには自動で計算が行われず、自身で確定申告を行わなければなりません。
本記事はみんかぶChoiceより転載しております。
元記事:【12項目で比較】SBI証券と楽天証券はどっちがおすすめ?使い分けもアリ!
SBI証券と楽天証券に関するよくある質問
まず大前提として、SBI証券と楽天証券はともにサービスが充実している初心者にとっておすすめのネット証券です。
もしどちらで口座開設するか迷っているのであれば、より商品数が充実しているSBI証券をおすすめします。一方、これまで楽天の関連サービスを利用していて、楽天ポイントを日頃から貯めている方は楽天証券の方が相性は良いです。
両方の証券口座を開設しても問題ありませんし、いずれはどちらかの証券会社に資産をまとめることもできますので、気軽に口座開設を行ってください。口座開設や口座を維持する費用もかかりませんのでご安心ください。
はい。現在保有されている株式や投資信託をSBI証券や楽天証券に移管することは可能です。
NISAやつみたてNISA口座に関しても1年に1度は金融機関を変更することができます。
移管に関しては出庫時に手数料がかかることもありますので、ご利用されている証券会社の公式HPをご確認ください。
NISA口座とつみたてNISA口座はどちらか1つしか開設することはできません。
NISA口座は年間の非課税投資枠が120万円で最長5年間の非課税期間が設けられています。ある程度まとまった資金で株式や投資信託を購入したい方はNISA口座を開設しましょう。
つみたてNISA口座は年間の非課税投資枠が40万円で最長20年の非課税期間が設けられています。つみたてNISAでは投資対象が金融庁が認可した投資信託となります。少額からコツコツと長期にわたって資産形成に励みたい人はつみたてNISA口座を開設しましょう。
NISAやつみたてNISA、iDeCoについて詳しく違いを知りたい方は「NISAとiDeCo始めるならどっち?併用はできる?NISA・つみたてNISA・イデコの3つの制度を比較!」をご覧ください。
SBI証券や楽天証券のほかにおすすめのネット証券としてはマネックス証券や松井証券、auカブコム証券、DMM株などがあります。
それぞれのネット証券の特徴や魅力に関しては「ネット証券おすすめランキング!株初心者におすすめの証券会社を徹底比較!」で詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひ併せて参照ください。
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