PR

当サイトは複数企業と提携して情報発信しており、記事で紹介した商品・サービスの申込みがあった場合、各企業から報酬を受け取ることがあります。 ただしランキングやサービスの内容は報酬の有無に関係なく、中立的な評価を行います。 なお、当サイトで得た報酬はユーザ皆さまの役に立つ有益なコンテンツ制作や情報の品質向上等に還元いたします。

FX

円高・円安はどっちがいいの?メリット・デメリットをわかりやすく図解

2022年12月07日

円高・円安はどっちがいいの?メリット・デメリットをわかりやすく図解

定期的にニュースでよく耳にする「円高・円安」

なんとなく意味はわかるけど、円高・円安の実生活への影響や、メリット・デメリットまではよく分かっていない人も多いのではないでしょうか。

円高・円安は私たちの生活にも大きな影響を与える要因の一つです。特に、円安のとき自分の資産をどう守るかは是非抑えておきたいところ

この記事では以下3点を踏まえた、みなさんが気になっているポイントを図とともにわかりやすく説明します。

  1. 円高・円安とはどんな意味なのか
  2. 個人(消費者)からすると円高と円安どっちがいいのか
  3. 個人でできる円安対策はあるのか
筆者
忘れないための「覚え方」も紹介するのでこの記事で円高・円安マスターになって自分の資産を守りつつ「損しない方法」を学んでいきましょう!
PICK UP 情報!(10月更新) CLICK HERE

「円安だ、物価高だ!」と急に言われても、いきなり投資を始めてリスク回避することはむずかしいですよね

ましてや、高リスクで有名なFXで「米ドル円を買っておこう!」と言われても、いやいやど初心者にFXは厳しいでしょ。と思うはず。

一方で、「じゃあ外貨預金ならいいのでは?」と思うかもしれませんが、外貨預金は「コスト面」と「融通の効かなさ」からおすすめしません。

ただ、金融商品のなかには「リスクを抑えつつ、預金よりも柔軟性に長けた商品」も存在します

それが「FX積立」です。FX積立とは「資金の最大3倍まで外貨運用ができる積立投資サービス」のこと。

特徴は以下の通り。

  • 投資資金の最大3倍(レバレッジ3倍)まで運用可能
  • いつでも売買可能&定期積立機能もアリ
  • 100円/1通貨から始められるため気軽にチャレンジOK

あまり認知度はないものの、「リスクが気になる外貨運用希望者」にとって有望な投資先なひとつです。

昨今の円安対策のなかでもかなりおすすめできる積立サービスですから、興味がある。ちょこっとだけ試してみようかなと思っている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

「自分のお金を自分で守る」大きな一歩目となるはずですよ。

ちなみに、収支プラスの人数割合(集計期間:2021/5/10~2022/7/18)は以下のようになっています。

  • 1位:米ドル/円 82.6 %
  • 2位:人民元/円 79.9%
  • 3位:メキシコペソ/円 76.1%
FX積立のパフォーマンス(収益プラスの割合)
\ 個人でもできる!/

円安対策だけじゃなく、資産形成全般を頑張りたい、資産形成をしていないことに焦りを感じているという方は「資産形成とは?20代・30代におすすめの方法や始めるメリットをわかりやすく解説でわかりやすく解説しているので参考にしてみてください。

その他関連記事:資産運用の種類は何がある?初心者向けにリスク/リターンを徹底比較!

円高・円安とは?わかりやすく解説

円高円安とは

前提として、円を含む「通貨」の価値は相対的に決められています。相対的というのは、「ある対象と比較して高い/安い」が決められるという意味です。

では、本題の「円高・円安」に話を戻しましょう。

円高・円安の意味自体は簡単で「他通貨と比べて円の価値が高くなっているのか、安くなっているのか」を表しています。

  • 円高→他通貨とくらべて円の価値が高くなっている
  • 円安→他通貨とくらべて円の価値が安くなっている

ちなみに、日本銀行HPでは

”円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。逆に、円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。”

日本銀行HP:円高、円安とは何ですか?より引用)

と記されています。

これで忘れない!円高・円安の覚え方

ただ、ややこしくなってくるのが「1ドル100円で円高になっています」など為替情報として説明される場合

円高の米ドル円チャート
円安のドル円チャート

円高なのに、米ドル円の価格は下がっているしどうなってるの?」と疑問に思った経験がある方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、「図」とセットで円高・円安の意味を抑えると忘れづらくなります。

筆者
根本理解+イメージとして覚えるのが1番効果的です!

円高の場合→「円」の価値が「高」くなる→1ドル買うのに必要なお金は「減る」→ドル円価格「下がる」

円高を理解するための3ステップ

円安の場合→「円」の価値が「安」くなる→1ドル買うのに必要なお金は「増える」→ドル円価格「上がる」

円安を理解するための3ステップ

ここまでで、円高・円安それぞれの意味は把握できたと思います。しかし、重要なのはここから。

次章からは、円高・円安は企業や私たち個人にとってどんなメリット・デメリットがあるのか紹介していきます

関連記事:【初心者向け】FXとは?|FXの始め方・やり方を超わかりやすく解説!

円高・円安のメリットとデメリット

円高・円安にはそれぞれメリットとデメリットがあります。主なメリット・デメリットは以下の通り。

円高・円安のメリット・デメリット一覧
円高 円安
メリット 輸入品を安く買えるようになる
輸入産業の業績が伸びやすい
投資をしている場合、海外資産の価値が相対的に上がる
海外で日本製品が売れやすくなるため、輸出産業の業績が伸びやすい
デメリット 投資をしている場合、海外資産の価値が相対的に下がってしまう
海外で日本製品が売れづらくなり、輸出産業の業績が落ち込みやすい
輸入品が高くなり、輸入に頼っているエネルギー資源が値上がりしてしまう
輸入コストが高くなり、輸入産業の業績が落ち込みやすい

円高、円安ともに一長一短あることが見て取れますね。では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきます。

筆者
特に「個人に対してどのような影響があるのか」に注目して読み進めていきましょう!
\ 個人でもできる!/

円高のメリット・デメリット

円高のメリット・デメリット

一概にはいえませんが、個人(消費者)からすると円高はメリットが多く感じられると思います。

筆者
以下表のメリットにもある通り、「輸入品が安く買える」「海外旅行の費用が安くなる」など、個人のお財布に優しい印象ですね!
円高のメリット 円高のデメリット
輸入品(原油・大豆・小麦などを含む)が安く買える 海外資産(米国株・米ドルなど)を持っている場合、資産が目減りしてしまう
海外旅行の費用が安くなる 株安(日本株)になりやすい傾向にある
輸入産業の業績が伸びやすい 輸出産業の業績が落ち込みやすい

では、なぜ円高になると上記のメリット・デメリットが生じるのでしょうか。

簡単に、「個人への影響」と「企業への影響」に分けて仕組みを説明します。

円高のメリット

  • 個人(消費者)→輸入品が安く買える・海外旅行も安く済む
  • 企業→ 輸入コストが安くなり輸入産業の利益が増える

円高では、日本円の価値が高くなるため「海外のモノ」を安く買えるようになります。もちろん、外貨も安く調達できるため「海外旅行」も安く済むという仕組みです。

例:1ドル100円から1ドル90円になった場合(円高)
  • 1ドル100円の時→1万円で買えるのは「100ドル」
  • 1ドル90円の時→1万円で買えるのは「約111ドル」
筆者
日本円の金額は変わらないのに「11ドルもお得」に交換できるようになっているね!

企業に関しても根本的な考え方は同じ。輸入(材料・燃料など)を安く済ませることができるため、コストが減り、利益を最大化しやすくなります。

円高のデメリット

  • 個人→海外資産に投資している場合、資産価値が下がってしまう(日本円換算で)
  • 企業→日本の輸出製品が高くなり海外で売れにくくなってしまう

円高は個人よりも、企業と日本経済へのデメリットが大きくなります

例えば自動車を筆頭とした輸出産業の業績が悪くなったり、海外旅行客の減少を招いてしまうことが予想されます。

さらに、円高が長期化すると景気が悪化して消費者にも悪影響をが及ぶ可能性も捨てきれません。

円高のメリット・デメリット

円安のメリットとデメリット
円安のメリット 円安のデメリット
投資をしている場合、海外資産の価値が相対的に上がる 輸入品が高くなり、輸入に頼っているエネルギー資源と関連商品が値上がりしてしまう
海外で日本製品が売れやすくなるため、輸出産業の業績が伸びやすい、観光客増も見込める 株安(日本株)になりやすい傾向にある
輸入産業の業績が伸びやすい 輸入コストが高くなり、輸入産業の業績が落ち込みやすい
\ 個人でもできる!/

円安のメリット

  • 個人→米ドル資産など海外資産の価値が上がる
  • 企業→海外で日本製品が売れやすくなり輸出産業の利益増加、観光客増も見込める

円高とは異なり、円安はどちらかというと企業側のメリットが大きくなります

まず円安になると、海外からすれば日本製品が安く買えるようになります。

すると、自動車や電子部品などの輸出製品がよく売れるようになり、輸出産業が活発になるからです。

筆者
ちなみに、1円円安に動くだけで自動車産業の業績は数億円単位で上振れすることもあります!

個人としてのメリットは、米国やその他海外に投資している場合、保有資産の価値が相対的に上がることや、日本株式が株高になりやすいことがあげられます。

円安のデメリット

  • 個人(消費者)→輸入商品が高くなる、原油などのエネルギー資源も値上がりする可能性
  • 企業→輸入コストが高くなり輸入産業の利益が減る

一方円安のデメリットは、個人に対する影響が大きくなる傾向にあります

円安になると、輸入品に頼っている日本では「生活必需品の値上げ」などに見舞われるリスクがあります。

すると、賃金などは変わらないのに出費は増えてしまいますよね。特に、株式などの金融資産を持っていない場合には、資産が目減りしてしまうため注意が必要

筆者
消費者からすると、恩恵よりも生活コストが増えるデメリットの方が大きく感じられるのが「円安」といえます。

関連記事:インフレ(インフレーション)とは? を超わかりやすく解説!

円高・円安のメリット・デメリットまとめ

  • 円高は、個人にとってメリットが大きいが、長期化すると日本経済が停滞するおそれがあるため注意が必要。
  • 円安は個人に対するデメリットが大きく、特に金融資産を持っていない場合、資産価値が目減りしてしまうリスクがある。

個人として注意すべきは「円安」

円安のデメリットでも説明したとおり、個人への直接的な影響が大きいのは「円安」です。

特に、以下のような状況下における円安は個人にとって大きな悪影響を及ぼしかねません。

  • 原油や大豆、小麦などの資源価格が高騰している
  • 世界的に景気が悪い
  • 労働賃金は上昇しておらず、停滞もしくは低迷している

もし、日本円資産しか持っていない場合には、円安が進むにつれて実質的に「損」し続けることになってしまいます。

では、個人としてできる対策は何があるのでしょうか。

\ 個人でもできる!/

円安のときにするべきことは?

円安のときにするべきことは、現金をはじめとした預金以外の「金融資産」を持つことです。

金融資産の例
  • 日本株式
  • 米国株式
  • 投資信託
  • 米ドルなどの外貨

「金融資産を持つ」と聞くと「投資をしなきゃいけないの?ハードルが高いな…」と思うかもしれません。

しかし、金融資産を持つこと自体はそこまで難しくないんです。次は「初心者でもできる円安対策の方法」を伝授します!

【初心者向け】円安対策におすすめの方法2選

最後に、初心者におすすめの円安対策方法を2つ紹介して終わりたいと思います。

  • 【おすすめ】外貨積立
  • つみたてNISA

外貨積立

外為どっとコムのらくらくFX積立
筆者
円の価値が他の外貨に比べて安くなってしまった場合の対処法ですから、単純に「円以外の外貨」を用意するのがシンプルかつ効果的です

ただ、一度に大金を外貨に替えるのは抵抗がありますよね。だからこそ「外貨積立」が有効なのです。

外貨積立の場合、

  • 少しずつ日本円を外貨に替えられる
  • 複数回に分けて買うことになり、高値(円安時)に多くかってしまうリスクを減らせる

など、外貨運用初心者でもチャレンジしやすい仕組みになっているので安心できます

ただ、銀行の外貨預金や外貨積立は「手数料」が高いので注意が必要。

関連記事:外貨預金をおすすめしない理由とは?見落としがちなデメリットを簡単解説

筆者
意外と知られていませんが、外貨運用をするならFX会社のサービスを活用するのがコストも安く、資金効率も良くて効果的です!

例えば、老舗FX会社「外為どっとコム」が提供する「らくらくFX積立」というサービスでは、自分の好きなタイミングで約100円から外貨積立ができます。

さらに、らくらくFX積立は「レバレッジ」という仕組みを利用することで、自己資金の3倍の金額まで外貨運用をすることが可能。

筆者
運用する外貨は世界の基軸通貨である「米ドル」がおすすめです!世界経済の中心にあるアメリカが発行する通貨なので信頼度も高く初心者でもチャレンジしやすくなっています。

つみたてNISA

金融庁が提供している非課税投資制度「つみたてNISA」を使って、投資先が「米国・先進国・全世界」となっている投資信託を積み立てるのもおすすめです。

例えば、投資先が米国の場合、間接的に「米国企業」に投資することになるため、円の価値が下がった場合、保有している投資信託の価格は上がります。

このように、つみたてNISAで「海外資産」を持っておけば、円安時は価格があがり、円高時は多く買えて一石二鳥です

ただ、投資先が低迷しているうちは損失を抱える可能性もあるため、元本保証はされない点は覚えておきましょう。

筆者
ただ、円資産だけをもっているのもリスクなので無理のない範囲で、外貨や投資信託にお金を分散させておくことが、自分のお金を守ることにつながると思います。

関連記事:つみたてNISAおすすめ証券会社ランキング|ネット証券のつみたてNISA(積立NISA)比較や銘柄・選び方を紹介!

今回紹介した方法以外にも円安リスクを回避する資産運用方法は多くあります。おすすめの資産運用方法を知りたい方は以下の記事をお役立てください

関連記事:資産運用おすすめランキングTOP5|初心者でも失敗しないコツも合わせて解説

関連記事:インデックスファンドとは?初心者におすすめの銘柄や選び方をわかりやすく解説

本記事について

円高・円安に関するよくあるQ&A

円高・円安はどうやって覚えればいいですか?

主語を「円の価値」にして覚えるのがおすすめです。「円」の価値が上がるのが円高、「円」の価値が下がるのが円安です。
補足として、外貨との関係を考える際は「天秤」をイメージしましょう。円の価値が上がる=重くなる、円の価値が下がる=軽くなると考えれば、円高では天秤は下に動くのでドル円などの為替レートは下がり、円安では天秤が上に動くため、為替レートは上がります。

個人にとって不利益が多いのは円高・円安どっちですか?

白黒つけるのは非常に難しいのですが、輸入に多く頼っている日本では、円安のほうが個人消費者にとって不利益が多いと考えられます。

円安対策は何をすればよいですか?

円以外の「海外資産」を持つのがおすすめです、株式などに抵抗がある方は、日本円を少しずつドルに変えられる「FX積立」などにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 注意事項・補足
  • ■全般
  • ※注_z1: 原則固定 ※例外あり
  • ※注_z2: 原則固定の適用対象外
  • GMOクリック証券
  • 外為どっとコム
  • ※注_b1: キャンペーンスプレッド含む。詳細は公式HPをご確認ください。
  • ※注_b2: 【口座開設キャッシュバックキャンペーンの適用期間】口座開設申込月から翌月末まで
  • ※注_b3: 【スプレッドの原則固定など】ロシアルーブル円のスプレッドは原則固定の対象外になっております。また、ロシアルーブルの取引単位のみ10,000通貨に設定されています。
  • ※注_b4: 【集計期間】2021/5/10~2022/7/18 【収支プラス率】全通貨ペア:57.96%、米ドル円:82.6 %、中国人民元円:79.9%、メキシコペソ円:76.1% 【累計損益率】メキシコペソ円:20.6%、中国人民元円:17.6%、米ドル円:9.7% 【損益計算式】累計損益=スポット評価損益+スポット確定損益+スワップ評価損益+スワップ確定損益+スワップ振替金額、累計損益率=累計損益/累計購入円価、収支プラス率=累計損益が0より多い方の割合
  • ※注_b5: キャンペーンスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
  • LINE FX(LINE証券)
  • ※注_c1: 月次でFX口座数を提示しているGMOクリック証券、GMO外貨、ヒロセ通商、外為どっとコム、トレイダーズ証券との比較(2020年3月~9月/LINE証券調べ)
  • マネーパートナーズFX
  • ※注_d1: 1回あたり5万通貨までの取引であれば、24時間米ドル/円を0.0銭のスプレッドで取引できます(5月29日~7月31日)。また、豪ドル/円、ユーロ/円も1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ/円は3万通貨までスプレッド0.0銭で取引できます。
  • 松井証券 MATSUI FX
  • ※注_e1:取扱通貨ペア(スイス/円、トルコリラ/円、米ドル/スイス、ポンド/スイス、ポンド/豪ドルを除く)について、FXサービスの取扱い業者11社(SBI証券、auカブコム証券、外為どっとコム、GMOクリック証券、DMM.com証券、トレイダーズ証券、ヒロセ通商、マネックス証券、マネーパートナーズ、楽天証券、GMO外貨)の中央値と比較。2021年12月21日時点、松井証券調べ。広告掲載日:2022年1月4日時点、上記スプレッドは、市場の急変時(震災などの天変地異、その他外部要因)や、市場の流動性が低下している状況(週初や週末、年末年始、クリスマス時期など)、重要指標発表時間帯などにより、やむを得ず提示以外のスプレッドになることもあります。
  • ヒロセ通商(LION FX)
  • ※注_f1: ※注_f1: 米ドル/円、ポンド/円は原則固定でAM10:00~翌AM4:00のスプレッドとなっております。また、ヒロセ通商のユーロ/円は原則固定の対象外となっております。
 当サイトでは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されている証券会社のみをご紹介しております。

関連する記事

おすすめ記事