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FX

FXの「すくみ」とは?|すくみ(竦み)を使ったサヤ取りトレード手法

2022年12月07日

FXの「すくみ」とは?|すくみ(竦み)を使ったサヤ取りトレード手法

このページの概要
  • FXの「すくみ」とは複数の通貨ペアの傾きを利用したサヤ取り手法の一つ
  • 自動売買などで取引することを推奨

FXのすくみ(竦み)とは?

すくみ(竦み)」とは複数の対象が相手に対してそれぞれ得意なものと苦手なものを持ち、互いに動きが取れない状態のことを表しますが、FXで言う『すくみ』とは異なる通貨をそれぞれ持ち合うことで相場の上昇/下落を利用して利益を上げるサヤ取り(アービトラージ)手法の一種のことを言います。

ちなみに対象となる通貨が3つの場合は「3すくみ」、5つの場合は「5すくみ」などと呼びます。

「すくみ」の一般例

「すくみ」の一般例

じゃんけんは典型的な「3すくみ」の状態です。

グーはチョキに強く
チョキはパーに強く
パーはグーに強い

それぞれ強みと弱みで相殺されることで「すくみ(竦み)」が発生すると言うわけです。

FXのすくみの例

FXのすくみの例として日本円・米ドル・ユーロの3通貨ですくみをした場合で説明します。

FXのすくみの例
  1. 米ドル/円(USD/JPY)の買い
  2. ユーロ/米ドル(EUR/USD)の買い
  3. ユーロ/円(EUR/JPY)の売り
 

上図のように3通貨ペアをそれぞれ保有します。

仮に他が変わらず、もし米ドルが10%上がった場合、「米ドル/円は10%上昇、ユーロ/米ドルは10%下落、ユーロ/円は変わらず」と言う結果になります。

同じケースで、もしユーロが10%上がった場合、「米ドル/円は変わらず、ユーロ/米ドルは10%上昇、ユーロ/円は10%下落」と言う結果になるはずです。

つまり利益と損失が相殺されて結果が変わらない状態が、FXのすくみ(竦み)と言われるものです。

ただ上記例のようにそれぞれを通貨ペアを持ち合っているだけでは、利益と損失で相殺されるため儲かることができません。
具体的にトレードに使うには相場の歪み(ゆらぎ)を利用してサヤ取りを行う必要があります。こちらは次に説明します。

すくみを使ったトレード手法

次に すくみを利用した具体的なトレード手法を説明します。

米ドルユーロ円騰落率チャート

こちらは1996年9月~2020年3月までの米ドル/円(USD/JPY)、ユーロ/ドル(EUR/USD)、ユーロ/円(EUR/JPY)月足 騰落率チャートです。

補足する猿

【プチ情報】
騰落率の比較チャートはGMOクリック証券のプラチナチャート+で見ることができます!
※参考:比較チャートが使えるFX会社

日本・米国・ヨーロッパのような比較的安定している国の通貨の場合、均衡が保たれており為替レートも安定しがち(つまり3すくみの状態)ですが、状況により大きく偏る場合があります。上図の場合、+10% ~ -10%程度は安定な状況、+20%以上や-20%以下になると偏っている状況と言えるかもしれません。

為替市場のような非常に大きなマーケットでは市況や政治・政策など何かしらで極端に偏っている状況はいずれ落ち着きを見せる事が多い(つまり元の為替レートに戻ることが多い)ため、実トレードではその傾きを利用します。

米ドルユーロ円騰落率チャートポイント

1997年1月を起点にすると、それぞれの通貨は以下のような傾きであることがわかります。

ポイント1: 円が最も強く、ドルが中間、ユーロが最も弱い
ポイント2: ユーロが最も強く、円が中間、ドルが最も弱い
ポイント3: 円が最も強く、ユーロが中間、ドルが最も弱い
※参考:円高・円安とは?

ポイント1~3時の通貨の強さ(傾き)を図で表すとこちらのイメージになります。

通貨の強さ

ポイント1~3では、最も強い通貨ペアの傾きがいずれも30%を超えているため、投資としては逆の注文(ポイント1の場合はユーロ買い&円売り)を設定することで通常時に戻った際の利益に繋がりやすくなるということです。

これが「すくみ(傾き)を利用したサヤ取り方法」です。
※参考:FXのサヤ取りとは?

すくみを使うなら自動売買が便利

先ほどまでの説明の通り、すくみを使ったFXトレードは通貨の傾きを利用した取引手法になるため、2すくみより3すくみ、5すくみより7すくみ、と対象とする通貨ペアが多いほうがより安定的に且つ効果を発揮しやすい傾向にあります。

とは言え、7すくみで毎日毎日7通貨ペアのレートをチェックして傾きを計算するだけでも大変な作業で副業トレーダーの方は敬遠しがちになると思います。

そう言った際に役に立つのが一部のFX会社で提供しているリピート系自動売買ツールです。これらを利用することで非常に簡単にすくみを使ったトレードが可能となるために最後にご紹介したいと思います。
※参考:リピート系自動売買とは?

おすすめのリピート系自動売買ツール

トライオートFXの注文方法

紹介したいのは当サイトの自動売買ツールおすすめランキングでも1位のインヴァスト証券のトライオートFXです。

トライオートFXには2すくみに最適とも言われる豪ドルとNZドルのレンジを利用した売買ロジック「コアレンジャー_豪ドル/NZドル」が標準実装されていますし、その他にもすくみ系の売買ロジックが複数用意されています。

もちろん自分ですくみ売買ロジックを組みたい方にはビルダー機能を使うことで比較的簡単に複数すくみでの自動売買が可能となります。

更にインヴァスト証券には”トライオートETF”と言う株式/商品指数を投資対象にしたサービスもあるため、「日経平均・ダウ・米ドル/円の3すくみ」などと言ったオリジナリティの高い売買ロジックを組むことも可能です!

管理人の猿

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本記事について
 注意事項・補足
  • ■全般
  • ※注_z1: 原則固定 ※例外あり
  • ※注_z2: 原則固定の適用対象外
  • GMOクリック証券
  • 外為どっとコム
  • ※注_b1: キャンペーンスプレッド含む。詳細は公式HPをご確認ください。
  • ※注_b2: 【口座開設キャッシュバックキャンペーンの適用期間】口座開設申込月から翌月末まで
  • ※注_b3: 【スプレッドの原則固定など】ロシアルーブル円のスプレッドは原則固定の対象外になっております。また、ロシアルーブルの取引単位のみ10,000通貨に設定されています。
  • ※注_b4: 【集計期間】2021/5/10~2022/7/18 【収支プラス率】全通貨ペア:57.96%、米ドル円:82.6 %、中国人民元円:79.9%、メキシコペソ円:76.1% 【累計損益率】メキシコペソ円:20.6%、中国人民元円:17.6%、米ドル円:9.7% 【損益計算式】累計損益=スポット評価損益+スポット確定損益+スワップ評価損益+スワップ確定損益+スワップ振替金額、累計損益率=累計損益/累計購入円価、収支プラス率=累計損益が0より多い方の割合
  • ※注_b5: キャンペーンスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
  • LINE FX(LINE証券)
  • ※注_c1: 月次でFX口座数を提示しているGMOクリック証券、GMO外貨、ヒロセ通商、外為どっとコム、トレイダーズ証券との比較(2020年3月~9月/LINE証券調べ)
  • マネーパートナーズFX
  • ※注_d1: 1回あたり5万通貨までの取引であれば、24時間米ドル/円を0.0銭のスプレッドで取引できます(5月29日~7月31日)。また、豪ドル/円、ユーロ/円も1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ/円は3万通貨までスプレッド0.0銭で取引できます。
  • 松井証券 MATSUI FX
  • ※注_e1:取扱通貨ペア(スイス/円、トルコリラ/円、米ドル/スイス、ポンド/スイス、ポンド/豪ドルを除く)について、FXサービスの取扱い業者11社(SBI証券、auカブコム証券、外為どっとコム、GMOクリック証券、DMM.com証券、トレイダーズ証券、ヒロセ通商、マネックス証券、マネーパートナーズ、楽天証券、GMO外貨)の中央値と比較。2021年12月21日時点、松井証券調べ。広告掲載日:2022年1月4日時点、上記スプレッドは、市場の急変時(震災などの天変地異、その他外部要因)や、市場の流動性が低下している状況(週初や週末、年末年始、クリスマス時期など)、重要指標発表時間帯などにより、やむを得ず提示以外のスプレッドになることもあります。
  • ヒロセ通商(LION FX)
  • ※注_f1: ※注_f1: 米ドル/円、ポンド/円は原則固定でAM10:00~翌AM4:00のスプレッドとなっております。また、ヒロセ通商のユーロ/円は原則固定の対象外となっております。
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