暗号資産(仮想通貨)
ビットコイン・仮想通貨の始め方・買い方を初心者向けに分かりやすく解説!
2022年12月13日
「ビットコインが史上最高値を更新!」「◯%超の暴落」など話題が尽きない「ビットコイン」
値動きの大きさを不安に思いつつも、狙える利益の大きさに魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。
短期間で数倍、数十倍の値をつけてきたビットコインはたしかに魅力的。しかし、「ビットコインの買い方」を理解していないと、取引することも利益を出すこともできません。
そこでこの記事では、「初心者向け」にビットコインの買い方・始め方をわかりやすく紹介します。
この記事を教科書がわりにして、ビットコインの買い方をマスターしていきましょう!
>>口座選びはこちら:仮想通貨取引所おすすめランキング!初心者に人気の7社を評判・口コミで徹底比較!
ビットコインの買い方・始め方
ビットコインは主に「交換業者」で購入・売却することになります。交換業者は株でいう証券会社のようなものです。
交換業者は「bitFlyer」や「GMOコイン」などが有名。名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
では早速、交換業者で「どういう手順でビットコインを買うのか」を一緒に理解していきましょう!
また、「そもそもビットコインってなに?」という方は「ビットコイン(BTC)とは?仕組みや使い道までわかりやすく解説」を御覧ください。
仮想通貨交換業者でビットコインを購入する手順
ビットコインは以下の5ステップで簡単に購入することが可能。なんとなく投資というとめんどくさい工程があると思われがちですが、ビットコインなら最短で即日買うこともできるほど簡易化されています!
- ビットコインを買う交換業者を選ぶ
- 交換業者へ申込みを行う
- 口座開設が完了
- 交換業者へ入金を行う
- ビットコインを購入する
合わせて読みたい>>【初心者向け】ビットコイン/仮想通貨の始め方とは?
ビットコインを買う交換業者の選び方
せっかくビットコインを買うなら「スペックが優れていて初心者でも使いやすい」交換業者で取引がしたいはず。
そこでこの章では、ビットコイン取引に適した交換業者の選び方を紹介します。初めての取引という人でも以下の5つのポイントをチェックすれば良い交換業者を見つけられます!
ただ、チェック項目を用意して終わりでは不親切だと思い、あわせて「交換業者のスペック比較表」も用意しました。
- 仮想通貨の取引手数料が安い
- 取引所方式がある
- スマホアプリが初心者でも使いやすい
- 取り扱い仮想通貨が多い
- サーバー、セキュリティーなどのシステムインフラが強固
交換業者 | 手数料 | 取引所 | スマホアプリ | 取扱仮想通貨 | システム |
---|---|---|---|---|---|
Coincheck |
△ | 〇 | 〇 |
普通 |
〇 |
bitFlyer |
〇 | 〇 | 〇 |
普通 全国17店舗 店舗変更無料 |
〇 |
bitbank |
◎ | 〇 | 〇 |
普通 |
〇 |
GMOコイン |
〇 | 〇 | ◎ |
多い |
〇 |
DMM Bitcoin |
△ | × | 〇 |
多い |
〇 |
この表をみてみると、ビットコイン初心者であれば「bitFlyer(ビットフライヤー)」や「GMOコイン」、「bitbank」がおすすめということが分かりますね。
もっと詳しく、おすすめの取引所がどこなのか知りたい!という方は「仮想通貨取引所おすすめランキング」を読んでみてください。きっと自分に合った取引所が見つかります!
参考:仮想通貨取引所おすすめランキング!初心者に人気の7社を評判・口コミで徹底比較!
取引所と販売所の違い
ビットコインを買うときに注意しないといけないことがあります。 それは、仮想通貨交換業者の売買方式として「取引所方式」と「販売所方式」の2つがあることです。
ただ聞いただけでは、どんな違いがあるのか分かりませんよね。
取引所方式
交換業者のユーザー同士での取引。板があり株取引と同じ方式。
ビットコイン(仮想通貨)を特定の価格で「買いたいトレーダー」と「売りたいトレーダー」が揃うことで取引が成立します。
例えば、「500万円で買いたい人」と「500万円で売りたい人」がいる場合、その取引が成立するということです。
取引所方式のほうが、販売所方式より「手数料(コスト)」の観点で優れているのも特徴の一つ。
販売所方式
交換業者が保有している仮想通貨を提示価格で購入または売却。
スプレッドという価格差があり、FXと同じ方式。 販売所方式では、交換業者が仮想通貨市場と顧客の仲介役となっているため、売値と買値が1~5%ほど不利な方向に設定されていることがほとんどです。
そのため、同じ分だけビットコイン(仮想通貨)の価格が上昇したとしても、取引所と比べ販売所の方が「利益が少なく」なってしまいます。
しかし、買いたい銘柄と買いたい金額を入力するだけで購入できるため、誰でも簡単に仮想通貨を買うことができます。
ですから、ビットコイン初心者であれば基本的に販売所方式で購入し、慣れてきたら取引所方式で購入することをおすすめします。。
仮想通貨取引所(交換業者)へ申込みを行う
ビットコインを買う取引所が決まれば、口座開設の申し込みを行いましょう。
申し込み方法は、交換業者の申し込みフォームに必要事項を記載し、免許証やパスポートなどの必要書類を提出すればOKです。
- 住所などの個人情報
- 免許証などの本人確認ができる書類
- メールアドレス
- 銀行口座(日本円などの法定通貨を入金する場合)
仮想通貨取引所(交換業者)の口座開設完了
申し込みはパソコン以外に、スマートフォンやタブレッドからでも可能です。また、免許証などの書類もスマホカメラで撮影して申し込みフォームにアップロードするだけで良いため、申し込みは全てネットで完結できます。
仮想通貨取引所に口座開設の申し込みを行うと、提出内容に不備がない場合は3日〜1週間で本人確認をするためのはがきなどの書類が発送されます。
それを受け取った後に、取引所の方で受け取りが確認されるか、書類に記載されているシリアルコードを入力すれば、口座が有効となり取引が行えるようになります。
交換業者によっては、オンラインで完結する口座申し込みが可能です。それであれば、書類を受け取る必要もなく、bitFlyerは全ての口座開設手続きがオンラインで行うことができます。
セキュリティーを高めるために、口座が有効になったら最初に2段階認証を行っておきましょう。
仮想通貨取引所(交換業者)へ入金
口座が使えるようになったら、ビットコインを買うための日本円をウォレットに入金しましょう。
交換業者の口座へ資金を入金する方法は以下の3つ。
- 銀行のATMから入金
- ネットバンキング(クイック入金・ペイジー)の利用
- コンビニでの入金
このなかでは、ネットバンキングを利用するのがおすすめ。なぜなら、ネットで完結するため外出する必要がなく、ATMやコンビニ入金に掛かる手数料が無料となります。
特別な理由がない限り、ネットバンキングを利用して入金を行うと小銭を節約できますよ!
ビットコインを購入する
ここまでの準備が完了すれば、いよいよビットコインを買うことができます。
購入画面が分かりやすいbitFlyerを例に見ていきましょう。
bitFlyerでは以下4つの購入方法があります。
最初にビットコインを買う場合は、現物取引をする方が良いでしょう。自己資金以上の金額を取引できる「レバレッジ取引」は、リスクが大きいためです。
なので今回の例では「販売所・取引所」の「現物取引」のやり方を解説します。
販売所でのビットコインの買い方
まずは「販売所」を選択します。
注文画面が出ますので、ここで注文を出しましょう。
「↑↓」から日本円かBTCを切り替えて買いたい金額または数量を入力し、「買い注文に進む」を選択します。
指定した金額または数量に応じて、日本円とBTCの合計が表示れるので、「買い注文を確定する」を押下します。
「購入が完了しました。」と表示されれば無事購入完了です。
取引所でのビットコインの買い方
取引所でビットコインを買う場合は、「成行注文」と「指値注文」が選択できます。
「成行注文」は値段を指定せずに、現在価格から1番近い価格で注文で、「指値注文」は値段を指定してその価格になったら取引が行われる注文方法です。
今回は購入価格を安くするために「指値注文」を例に解説します。
- 取引数量(BTC)で買いたい数量を入力
- 注文レート(円)で買いたい価格を入力
- 売買区分で「買い」を選択
全ての入力を終えたら、「確認画面へ」を押しましょう。
注文が約定すれば、今度は「注文履歴」に掲載されます。
以上が、bitFlyerでビットコインなどの仮想通貨を購入する一連の流れとなります。
慣れてしまえば30秒もかからない簡単な作業です。誤発注を防ぐために、注文の前と行った後に必ず確認(価格や数量、金額など)を行うようにしましょう。
【あわせて読みたい】:【2022年版】仮想通貨おすすめ銘柄はどれ?将来性が高い銘柄の選び方もあわせて解説
ビットコインはいくらから買えるのか
ここで仮想通貨を始める方によく聞かれる「ビットコイン(BTC)はいくらから買えるのか」という問いに答えておきましょう。
ビットコインの最小取引単位は0.00000001BTC(小数点8桁)です。これを1satoshiと呼ばれています。
しかし、取引所によって最低取引単位が異なっています。上に例を挙げたGMOコインの現物取引では、0.0001BTCから注文できます。
これはビットコインが50万円の時に50円となります。 国内のほぼ全ての取引所では0.01BTCからの購入ができますので、1ビットコインの100分の1程度の購入資金があれば心配無用。
例えば、1ビットコインが100万円の時は、1万円あれば買うことができます。1000円以下から購入することのできる取引所も多く、株式投資やFXと比べてより小さな金額から投資ができます
参考:ビットコイン/仮想通貨はいくらから買える?最低500円で買える理由も解説
チャンスを逃さないために投資の準備を!
2017年は仮想通貨元年といわれ、同年4月から本格的な仮想通貨ブームが始まりました。
ビットコインは2018年に35万円まで下落しましたが、その後は機関投資家やナスダック上場の超有名企業による購入が相次ぎ2020年12月に史上最高値を更新し、その後の4ヵ月で700万円まで上昇しました。
仮想通貨に限らず、株式投資でもFXでも、投資で利益を出すためにはタイミングが非常に重要です。
そして、そのタイミングを逃さないためには、日々情報を収集し、投資できる準備を整えていることが大切になります。つまり事前の準備です。
「今はビットコインを買うタイミングじゃないからまた今度にしよう」と思わずに、事前に口座開設をしておいたり、ニュースをチェックしたりと、投資の準備をしておきませんか?
しかるべき投資機会が来た時に直ぐに投資でき、利益を得られるかもしれません。
仮想通貨の口座開設には、通常2,3日の時間が掛かってしまう場合もあるため、先に用意をしておいて損はないでしょう。
ビットコインを始める際の注意点
ビットコンを始める際にいくつか注意点があります。
特に、近年仮想通貨のハッキング被害に遭う人が増えています。
そうならないためにも注意点をよく読んでからビットコイン(仮想通貨)を始めましょう。
- 余剰資金で始める
- レバレッジを掛けすぎない
- ハッキング対策を行う
1余剰資金で始める
ビットコイン取引を始めたばかりの間は、余剰資金かつ少額取引から始めましょう。
ビットコインは他の投資商品と比べても値動きが激しいのが特徴。
そのため、知識がや経験が無いのに生活資金を切り崩してまとまった金額で取引をすると、大きな損失が出てしまう可能性もあります。
初心者の間は、少額投資や積み立て投資を利用して、知識や経験を深めてきましょう。
2レバレッジをかけすぎない
原資よりも大きな金額を取引することができるレバレッジサービス。
上手に活用すればハイリターンを狙えるサービスである一方、大きな損失を出してしまうリスクのあるサービスでもあります。
初心者のうちは、ビットコイン(仮想通貨)の現物取引を繰り返して経験を積んでから、少しずつレバレッジをかけていくと良いでしょう
1ハッキング対策を行う
近年仮想通貨のハッキングによる資産の流出被害が増えています。
仮想通貨取引所自体がハッキングされるような攻撃は利用者側では対策できませんが、個人単位へのハッキングに関しては自分で対策することができます。
個人で簡単にできるハッキング対策としては以下のようなものが上げられます。
- 使い回しのパスワードは使わない
- 必ず二段階認証を行う
- 公共のWi-Fiで取引しない
また、海外取引所の場合、なにか被害にあった場合の解決が困難になってしまいます。
そのため初心者のうちは海外取引所ではなく、国内の取引所の利用をおすすめします。
【初心者必見】ビットコイン取引で失敗しないためのコツ
ビットコインに興味はあるけど、なかなか始めづらい要因のひとつが「失敗したら、大損したらどうしよう」という不安ではないでしょうか。
絶対に失敗しない方法は残念ながらありませんが、失敗リスクを下げるための「コツ」ならあります。
この章では、覚えておくと役に立つ&不安解消につながるビットコイン取引のコツを「5つ」紹介します。
- タイミングを分けて買う/売る
- 損切りを徹底する
- レバレッジ取引でポジションを持ち越す際は「手数料」に注意
- トレンドに逆らわず「順張り」で利益を狙う
- レバレッジ取引ではなく「現物取引」から始める
1タイミングを分けて買う/売る
実践しやすく、リスク低減効果が高い方法が「複数回に分けて買う」という方法です。
一回で大金を投資してしまうと、損益の変動が大きくなってしまいます。例えば100万円分買った後に10%価格が下落したら「10万円の含み損」を抱えることになってしまいますよね。
一方で、100万円を10回に分けて投資した場合はどうなるでしょうか?
複数回に分けて買うことになるので、「購入価格」も10通り生まれます。高値で少なく買うときもあれば安値で多く買えるときもあるということです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 | 7回目 | 8回目 | 9回目 | 10回目 | 平均購入価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BTC価格 | 330万円 | 290万円 | 270万円 | 290万円 | 310万円 | 300万円 | 320万円 | 300万円 | 300万円 | 340万円 | 305万円 |
もし、1回目のタイミングで100万円一括で投資していた場合は、平均購入価格は「330万円」になってしまいますが、買い付けタイミングを分散すれば「305万円」になります。
また、買い付けタイミングを分散させることで「評価額の値動き」も小さくなるので「精神的余裕」にも繋がります。
ちなみに、この投資金額を決めて投資タイミングを分散させる投資手法を「ドルコスト平均法」と言います。
ビットコイン積立が初心者におすすめと言われる理由もここからきているんです。
2損切りを徹底する
厳しいことをいうと、損切りが甘くなった時点でビットコイントレードで大きく儲けることは非常に難しくなります。
なぜなら損切りをしないと「相場が回復しなければ損失が膨らむ一方」「資金が拘束されるため機会損失につながる」からです。
ですから、ビットコイン取引、特に短期売買で利益を狙う初心者トレーダーの方は「損切りの徹底」を心がけましょう。
具体的には、含み損が2%まで膨らんだら損切りしてポジションを整理する。というような自分なりのトレードルールを決め厳守するのがおすすめです。
3レバレッジ取引でポジションを持ち越す際は「手数料」に注意
現物取引よりも資金効率の良い「レバレッジ取引(最大2倍)」ですが、ポジションを翌日まで持ち越すと「レバレッジ手数料」がかかります。
1日だけならポジション金額の「0.04%」しかかかりませんが、これが2日、3日、、、1週間となると案外バカにできない手数料がかかることになってしまいます。
たとえば100万円を元本に「200万円」のポジションをもっていたとすれば1日あたり「800円」の手数料がかかることになります。
この「レバレッジ手数料」を知らずに、レバレッジをかけたまま長期保有をしてしまうと、手数料貧乏になってしまう可能性があるので注意しましょう。
レバレッジ取引をする際は基本的に「デイトレ」がおすすめです。
4トレンドに逆らわず「順張り」で利益を狙う
初心者がやりがちな失敗として、ビットコイン価格が急落しているときに「逆張り買い」をしたり、急騰中に「逆張りで空売り」をしてしまうパターンがあります。
たしかに、その予想が当たれば大きな利益になりますが、急落/急騰時はしばらくトレンドが続く可能性が高いです。
ですから、トレンドが上目線のときに「買い」、下目線のときに「売り」を行う「順張りトレード」を最初のうちは心がけるようにしましょう。
流れに逆らって利益を狙うのではなく、「流れにのって利益を狙う」のがコツです。
5レバレッジ取引ではなく「現物取引」から始める
レバレッジ取引は資金量の2倍まで取引ができる反面、「損益も最大2倍」になってしまいます。
特にトレードし始めのころは「本当に買い注文でよかったのかな」「損失が出ているけどプラ転するかな」などトレード中に不安を抱く場面も多いと思います。
そんななか、レバレッジをかけて大きく損益が動くのは「トレード心理」的に危険です。トレードに慣れてきて利益をだせるようになるまでは「レバレッジ1倍(現物取引)」でトレードの腕を磨いていきましょう
ビットコインの買い方に関するQ&A
国内のほぼ全ての取引所では0.01BTCからの購入ができますが、最低取引単位は取引所によって異なります。
口座開設には、免許証などの本人確認書類の提出が義務付けられています。
交換業者との売買を行う場が販売所です。
取引所には、板があり株式取引と同じ方式。 販売所方式は、スプレッドと呼ばれる売値と買値の価格差があり、FXと同じ2Way price方式です。
多くの取引所がスマートフォンアプリを提供しています。
暗号資産の取引は、口座開設の申し込みから、入金、取引までスマートフォン1台で行うことができます。
株式やFXのように取引所や銀行が休みの時に売買ができないということがありませんので、基本的にいつでも売買が可能です。
ただし、利用している交換業者がメンテナンスを行う際は、売買を行うことができません。
ビットコインは少額からでは儲からないのですか?
少額から始める場合、短期でまとまった利益を出すのは難しいでしょう。
原資が少なければその分得られる利益も少なくなるためです。
しかし、もし2010年頃までに100円分ビットコインを購入していれば2022年6月には3億円ほどの利益が出ていたことになります。
買わないことには利益を狙うこともできません。
少額からでもコツコツ買っていくと、長期的には利益を生む可能性はあるといえるでしょう。
本記事はみんかぶChoiceより転載しております。
元記事:ビットコイン・仮想通貨の始め方・買い方を初心者向けに分かりやすく解説!
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