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暗号資産(仮想通貨)

NFTとは?仕組みや始め方を完全初心者にもわかりやすく徹底解説!

2023年02月27日

NFTとは?仕組みや始め方を完全初心者にもわかりやすく徹底解説!

最近、SNSやテレビなどでも話題になっている「NFT(エヌエフティー)」、
2021年3月にアメリカのデジタルアーティストBeeple氏のNFTアート”Everydays: The First 5000 Days”が「約75億円」で落札されたニュースには大注目が集まりました。

また、「メタバース」などの最新技術とともに紹介されることも多くなってきましたよね。

ただ、聞いたことはあるけどNFTとは何なのか、何がスゴいのかはイマイチわからない人も多いはず。

とはいえ、「難しそうだから」という理由で敬遠してしまうのは少々もったいないかもしれません。特に仮想通貨に興味がある人ならなおのこと。

今回は、

  • NFTとはどんなもので、なぜ注目されているのか
  • NFTを使って利益を得ることはできるのか
  • NFTの売買の方法
の3点を中心にわかりやすく解説していきます。

筆者

難しい専門用語は例えと一緒に解説しているので気軽に読み進めてもらえれば幸いです!

\ 初心者でも扱いやすい! /

NFTとは?わかりやすく説明

NFTとは?わかりやすく説明

筆者

まずは、NFTの定義・意味をしっかり抑えておきましょう。基本を抑えることで記事内容の理解度が格段に上がりますよ!

NFTとは、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味です。

ちなみにNFTと共によく耳にする「仮想通貨」は代替性トークン(FT)と呼ばれています。

ただ、「非代替性/代替性」と「トークン」どちらも馴染みない言葉だと思うので、それぞれ簡単に説明していきます。

NFTの非代替性ってどういうこと?

NFTの解説図

非代替性は、言い換えると「替えが効かない、唯一無二の」という意味になります。逆に代替性は、「替えが効く」ということです。

例:非代替性があるもの
  • ピカソが描いた絵の「原画」
  • 「直筆サイン入り」の本
  • 「世界に一枚しかない」トレーディングカード
例:代替性があるもの
  • お金
  • 市販品
  • フリー素材のイラスト
  • 電子上の画像

つまり、NFTは「替えが効かない」トークンということになりますね。では「トークン」とは何者なんでしょうか。

トークンを簡単に説明すると?

トークンは、ブロックチェーン技術を使用して発行した「暗号資産」の総称のこと。

初心者のイヌ
初心者の犬

ブロックチェーン技術…?

筆者

ブロックチェーン技術は簡単にいうと、データの改ざんや不正利用が非常に困難で「安全にデータを記録できる技術」のことだよ。取引情報がブロックとして記録され、チェーンのように繋がっていくからブロックチェーンと呼ばれているんだ。

初心者のイヌ
初心者の犬

とりあえず、とても安全にデータ管理ができる技術ってことね。

NFTも仮想通貨もブロックチェーンを利用して発行しているため、広義では「トークン」と呼ばれています。

この2点をまとめると、NFTとは、
「替えが効かない唯一無二であること」を「ブロックチェーン技術を利用して証明」する技術ということになります。

では、NFTはなぜ注目されているのでしょうか。気になる理由を見ていきましょう。

NFTの市場規模|過去と現在を比較!

NFTの市場規模

引用図からもわかる通り、年々NFT市場は拡大してきています。

NFTの始まりは2017年。

当時の市場規模は約3000万ドル(約33億円)程度でしたが、大きな盛り上がりを見せた2021年では約7億1000万ドル(約710億円)と「20倍以上」に市場拡大が進みました。

こうした市場規模拡大の裏には、「世界中の注目を集めるビッグニュース」がありました。

NFTに関する過去のビッグニュース/作品例(興味がある人向け)

NFTに関する過去のビッグニュース/作品例(興味がある人向け)

NFT関連の過去のビッグニュース/作品例は以下の通り。

特に、CryptoPunk(クリプトパンク)やEtherRock(イーサロック)は、数千万、数億の値段がつけられ、NFTブームに火を付ける大きなきっかけになりました

2015年

イーサリアムの誕生と上場

ビットコインとの二大巨頭、イーサリアムが誕生&上場しました。ビットコインと異なり、イーサリアムには自動で取引を実行・記録できる「スマートコントラクト機能」を搭載しているため、のちにNFT技術の中核をに担うことになります。

2017年

CryptoPunksリリース

CryptoPunks

NFTアートといえばCryptoPunksと考える方も多いかと思います。Matt HallとJohn Watkinsonが開発しリリースした絵文字シリーズであり、コレクションタイプのNFT。第一次NFTバブルとなった2021年にはあのVISAもCryptoPunksの購入を発表したことで話題になりました

初心者のイヌ
初心者の犬

僕も見たことある!

参考:CryptoPunksの公式サイト

EtherRock誕生

EtherRock

2021年の第一次NFTバブルと同時に注目を集めたシリーズの一つ「EtherRock(イーサロック)」も、かなり早い時期に誕生していました。

一見ただの「岩」のイラストですが、NFT初期のプロジェクトであることなどからヴィンテージものとして高値をつけました

ブロックチェーンゲームのCryptoKitties

CryptoKitties

ブロックチェーンゲーム(BCG)の「CryptoKitties」がリリースされました。イーサリアムチェーン上で構築されたゲームで、身近な例でいうと「たまごっち」のようなイメージです。

猫のデータがNFTとして記録されており、誰が持っているのかといった情報やレアリティが刻印されており、ブロックチェーンゲーム及びNFTゲームの先駆けとなりました。

参考:NFTゲーム/GemeFiとは?稼ぐ方法やおすすめゲームをわかりやすく紹介

Polygon(旧: Matic Network)がサービス提供開始

手数料の高いイーサリアムと異なり、手数料の安いネットワークとしてMaticがローンチされました。2021年に現在の名称であるPolygonへとリブランディングし、手数料の安さで今もなお注目を集めています。

2018年

OpenSea(オープンシー)誕生

OpenSeaの公式サイト

2021年のNFTブーム以降、最も使われている取引所がこのOpenSea。誰でもクリエイターにも買い手になれるOpenSeaは2018年の1月にサービス開始。2022年現在は、世界最大規模のNFTマーケットプレイスになっています

2020年

Rarible(ラリブル)がサービス提供を開始

Raribleの公式サイト

NFTマーケットプレイスのひとつで、マーケット参加者には $RARI というガバナンストークンが2024年頃まで配られるのが特徴。ガバナンストークンを持っていると、保有量に応じてそのプラットフォームの方針を決めたりする際の発言力を持つことになり、民主的にサービスが発展いくことが期待されています

2021年

Beeple「The First 5000 Days」

The First 5000 Days

デジタルアーティストであるBeepleの「The First 5000 Days」がイギリスの老舗オークションハウスであるクリスティーズで競売にかけられ、約70億円(6900万ドル)で落札されました。この超高額落札は大きな話題を呼びNFTブームにさらに大きな火をつけました。

Twitter創業者 Jackのツイートが約3億円で落札

Twitter社を創業したジャック・ドーシーの一番最初のツイート

Twitter社を創業したジャック・ドーシーの一番最初のツイートが、Valuablesというサービスを使ってNFT化され3億円程度で落札され、NFTへの注目が一般層からも集まるようになるきっかけとなりました。

【関連記事】【注目】NFTアートとは?作り方や販売方法/購入方法をわかりやすく解説

NFTの課題点・デメリット

NFTの課題点・デメリット

ここまで、NFTの輝かしい側面について紹介してきましたが、問題点もあります。
主な問題点は、以下の3点

  • 法整備が整っていない
  • ガス代(手数料)が不安定
  • 作品が本物かどうかの判断がつきづらい
筆者

デメリットに対する対応策も合わせて解説します!

1法整備が整っていない

NFTはまだ歴史が浅いため、法整備が整っていません。
詐欺まがいのNFTを発行したとしても、NFT自体の立ち位置が定まっていないため、法律違反にならない可能性があるのです。

また、ユーザーからお金を騙しとることを目的としたNFT取引サービスが作られてしまうリスクもあります。

こうした、NFTを悪用した不正への法整備は今後の大きな課題となっていきそうです。

2ガス代(ネットワーク手数料)が不安定

NFT発行は主にイーサリアムというブロックチェーン上で行われ、取引通貨もイーサリアム(ETH)が使われています。
そして、NFTを売買する際には「ガス代」と呼ばれるネットワーク手数料がかかります。イーサリアムで取引処理するための利用料だと思ってください。

筆者

銀行の送金手数料のようなものです!

そして、ガス代はイーサリアム上の取引が増えれば高騰し、減れば安くなります。つまり、需要によって手数料が大きく変化してしまう可能性があるということ。

この「手数料の不安定さ」がNFT取引のネックになっています。

筆者

ただ、イーサリアムはこのガス代高騰に対処するために、ブロックチェーンの仕組みを改善しようと努めています!(PoSの採用)

参考>>イーサリアム(ETH)とはなにか?特徴や今後の将来性などをやさしく解説

3作品が本物かどうかの判断がつきづらい

デジタルアートなどが分かりやすいのですが、いくらNFTを発行したとしても、その作品自体が本物かどうか判断するのは素人目には困難です。

例えば、デジタルアートといえど、その作品のキャプチャを取ってカラーなどを変更すれば「本物に似た作品」は手軽につくることができてしまいます。

それを偽物としらずに買ってしまったら大きな損をしてしまいますよね。こうしたトラブルを避けるためにも、NFTの売買は「信頼のできるプラットフォーム」で行うことをおすすめします。

ただ、最近では、「作成者の確認済みがわかるバッジ」などが付けられるようになりつつあります。

筆者

今後もこうした偽物を排除する動きや仕組みが広がっていくことに期待が高まりますね!

次章からは、NFTの取引に興味を持った人向けに「NFTを取引するために必要な知識」をわかりやすく解説します。

NFT取引にはイーサリアム(ETH)が必要

まずは、NFT取引に必要な仮想通貨を知っておきましょう。
現在のNFT市場では、「イーサリアム(ETH)」が主な取引通貨として使われてます

今後、イーサリアムにとって代わる仮想通貨が登場するかもしれませんが、今は「イーサリアム」が取引通貨の主流になっていると覚えておきましょう。

>>関連記事:イーサリアム(ETH)とは?今後の将来性をわかりやすく解説

NFTの取引方法/買い方は意外と簡単!

NFTの取引方法は「5ステップ」で完了します。出てくる言葉は難しく感じるかもしれませんが、作業内容は難しくないので安心してください。

NFTの始め方
  1. 仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)を買う
  2. 仮想通貨ウォレットを作る(MetaMask)
  3. 取引所からウォレットにイーサリアムを入金する
  4. Open sea(オープンシー)などのNFTマーケットプレイスとウォレットを連携させる
  5. 取引したいNFTを選んで売買をする

ステップ1:仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)を買う

まずは、NFT売買に必要になる仮想通貨「イーサリアム(ETH)」を調達します。もし、仮想通貨取引所の口座を持っていない場合は、自分の好きな取引所で開設をしておきましょう。

NFT売買であれば、Coincheck NFT(β版)というNFTマーケットプレイスを持つ「Coincheck(コインチェック)」がおすすめです。

ステップ2:仮想通貨ウォレットを作る(MetaMask)

次は、イーサリアムをお金のように使うために「仮想通貨ウォレット」を作ります。今回はNFT取引でよく使われる「MetaMask」の場合で説明します。

MetaMaskを作る際は、Google Chromeで作業するのがおすすめ。なぜならChromeの拡張機能として追加でき、利便性が非常に高いからです。

MetaMaskのインストール画面

作業としては拡張機能に追加後、案内に沿って設定をするだけです。

MetaMask登録画面1

初めてMetaMaskを作る人が大半だと思うので、「ウォレットの作成」を選び、サクサク誘導にのって作業をすれば問題ありません。

MetaMask登録画面2

ステップ3:取引所からウォレットにイーサリアムを入金する

次は、仮想通貨取引所からイーサリアムの送金手続きをします
コインチェックの場合は、マイページの「コイン送金」を選択し、「Ethereumを送る」を選びます。

送金する金額を入力したら、あとはMetaMaskの「ウォレットアドレス」を貼り付けて送金を実行しましょう。

MetaMaskのウォレットアドレスは、以下画像のところから確認できます。

MetaMaskアドレス確認

ステップ4:Open sea(オープンシー)などのNFTマーケットプレイスとウォレットを連携させる

OpenSeaウォレット紐付け

今回はもっともNFT取引が盛んに行われているマーケットプレイス「Open sea(オープンシー)」での連携方法を紹介します。

方法は至って簡単で、画面右上の「ウォレットのマーク」を押してサインインすればOKです。

ステップ5:取引したいNFTを選んで売買をする

あとは、自分の気に入ったNFTを売買すればOK!意外と簡単ですよね。

OpenSeaの画面

では、取引方法の次に知りたいのは、「どこで取引するのがおすすめなのか」ですよね。
次は「おすすめのNFTマーケットプレイス」を3つ紹介します。

おすすめのNFTマーケットプレイスはこの3つ!

おすすめのNFTマーケットプレイス

NFTマーケットプレイスでおすすめなのは以下の3サービス。

  • Coincheck NFT (β版)
  • Adam byGMO(アダム バイジーエムオー)
  • Open sea(オープンシー)

特に、「Coinchenk NFT(β版)」は、国内取引所&使える仮想通貨が豊富なので、NFT初心者がチャレンジするのにピッタリのマーケットプレイスです。

では、それぞれのマーケットプレイスの特徴を見ていきましょう!

Coincheck NFT (β版)

CoincheckNFT

Coincheck NFT(β版)の特徴
  • 国内初のNFTマーケットプレイス
  • 使える仮想通貨が15種類
  • ネットワーク手数料(ガス代)が無料
  • 取引が簡単!

Coincheck NFT(β版)は、国内初のNFTマーケットプレイス。

NFT取引のネックポイントだった「ガス代」が無料なことに加え、取引に使える仮想通貨が15種類と豊富のため「NFT初心者」が取引を始めやすいサービス設計になっています。

β版のため取扱タイトルは以下の6種に限定されていますが、今後拡充されていくことも予想されます。

  • CryptoSpells(クリプトスペルズ)
  • NFTトレカ
  • The Meebits
  • Joyfa
  • The Sandbox
  • Sorare

一例:CryptoSpells(クリプトスペルズ)

NFTゲーム「CryptoSpells」の画像

CryptoSpells(クリプトスペルズ)は、サブコピーにもあるように、デジタル上でカードを自由に売買したり、発行することができるカードゲーム。

2019年6月25日に正式リリースされ、初日売り上げ「約2,000万円」を記録した大人気ゲームです。

しかも「無料」でもプレイ可能。試しにNFTカードゲームを体験したい人はチャレンジしてみると、ゲームを楽しめてカード資産も増やせるかもしれません。

筆者

「先行者利益」を狙う人にとっては今が始めどきといえそうです。

さらに、NFT取引の流れも非常にシンプルで「ネット通販」に近い感覚でNFTを買ったり、出品することが可能

CoincheckNFTの取引の流れ

Coincheck NFT(β版)での購入方法
  1. Coincheckの口座開設
  2. 暗号資産を購入
  3. 好きなNFT選ぶ
  4. 暗号資産を使って購入
Coincheck NFT(β版)での出品方法
  1. Coincheckの口座開設
  2. 出品するNFTを選ぶ
  3. オークションに出品するように、仮想通貨の種類と金額を決める
  4. 出品ボタンを押せば完了!

その他詳細は以下の表を参考にしてみてください。

各種手数料
入庫手数料無料(入庫時のGAS費用はお客様負担です)
出品手数料無料
販売手数料販売価格の10%
出庫手数料0.01 ETH
使用可能な
仮想通貨
BTC, ETH, MONA, LSK, XRP, XEM, LTC,
BCH, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, PLT(計15種)

>>Coincheckの評判・口コミ&おすすめ評価ポイント

Adam byGMO(アダム バイジーエムオー)

Adam-by-GMO

Adam byGMOは、GMOインターネットグループ「GMOアダム株式会社」が手がけるNFTマーケットプレイスです。

主な特徴は以下の3点

Adam byGMOの特徴
  • 日本円(クレカ・銀行振り込み)に対応している
  • 坂本龍一さんをはじめとした著名アーティストも出品
  • 二次流通でクリエイターに報酬が入る「クリエイターにも嬉しい」サービス設計

特に、NFTに興味はあるけど仮想通貨を調達するのが面倒という方におすすめしたいのがAdam byGMO

日本円での決済に対応しているため、仮想通貨を購入せずともNFT取引ができます。

さらに、Adam byGMOは、超有名音楽家「坂本龍一さん」が戦場のメリークリスマスの「音」を595音に分けてNFTとして販売したことで一気に注目を集めました。

坂本龍一さんのページ

筆者

自分の好きな楽曲の「音」の所有者になれるのは、愛好家として魅力的なのではないでしょうか。

日本円ではなく、イーサリアムで購入するんだ!という方は「GMOコイン」で口座開設を済ませておきましょう。

>>GMOコインの評判・口コミ&おすすめ評価ポイント

Open sea(オープンシー)

OpenSea

世界最大規模のNFTマーケットが「Open sea(オープンシー)」です。

NFTも海外の方が情報や発展速度も早いため、「最先端のNFTアートを追いたい!」という人にはおすすめです。
ただ、サイトが全て英語対応のみになっているため、初心者にとっては少々ハードルが高く感じられるかもしれません。

筆者

無料でNFTを作成できるため、売買ではなく出品メインで取引したい人は使ってみてはいかがでしょうか!

ここまで読んできたあなたは、ひとまわり、ふたまわりNFTについて詳しくなっているはずです。

せっかくなので、仮想通貨取引にも興味がある人向けに、NFT関連の仮想通貨銘柄を2つ紹介して終わりたいと思います。

2銘柄ともに、NFTの盛り上がりと連動する可能性がある注目コインですので、特徴は最低限知っておきましょう!

参考>>【注目】NFTアートとは?作り方や販売方法/購入方法をわかりやすく解説

【要注目】NFT関連仮想通貨2選

イーサリアム(ETH)

イーサリアム

記事内で何度も登場した「イーサリアム(ETH)

イーサリアムはNFT発行の根幹を担う「スマートコントラクト機能」を搭載した、ビットコインに次いで有名な仮想通貨です。

今後、イーサリアムのガス代が安くなるようなアップデートが実現すれば、NFT取引がしやすくなることが予想されます。

さらに、NFTが盛り上がればイーサリアムの需要も増えるという好循環ができれば価格上昇にもかなり期待できますね。

>>イーサリアム(ETH)とは?特徴や今後の将来性を解説

エンジンコイン(ENJ)

エンジンコイン

エンジンコイン(ENJ)は、イーサリアムと同様に「NFT取引」で使える仮想通貨のひとつ。

さらに、エンジンコインのもつプラットフォーム「Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)」では、誰でも簡単にNFTの発行やNFTをエンジンコインに交換できるため、注目を集めています

筆者

現に、エンジンプラットフォームには「300万点以上のNFT」が取り扱われてますよ。

イーサリアムと比べて価格もまだ安いため、早めに仕込んでおきたい人は、「エンジンコイン(ENJ)とはどのような仮想通貨?特徴や将来性を紹介」で勉強をしてから投資判断をしてみてください。

>>エンジンコイン(ENJ)とは?特徴や今後の将来性を解説

ポリゴン(Matic)

Polygon(MATIC)

ポリゴン(Matic)は、イーサリアムと同様に「NFT取引」で使える仮想通貨のひとつ。

イーサリアムの抱える問題を解決することを目的としたブロックチェーンで、イーサリアム比べて通信速度が高速かつ取引手数料が安価であることが特徴です。

そのため、NFTのマーケットプレイスやNFTゲームもイーサリアムよりも低コストで利用できるPolygonへの対応が進められています。

海外の大手NFTマーケットOpenSeaではNFTの購入に使うこともできるため、注目度の高い仮想通貨と言えます。

NFTに関するまとめ

今回は、NFTの基礎から「なぜ注目されているのか」、「どうやって取引するのか」まで幅広く解説していきました。

NFTは理解が難しい分野でもありますから、自分が納得するまで読み返すと「使える・利益になりうる知識」になるはずです。

コツコツ勉強を重ねて、利益獲得のチャンスを逃さないよう準備しておきましょう!

【関連記事】【注目】NFTアートとは?作り方や販売方法/購入方法をわかりやすく解説

NFTに関するQ&A

暗号資産(仮想通貨)とNFTとの違いは?

暗号資産との違いは、代替が可能か不可能かという部分です。
代替可能な暗号資産の例としてビットコインを挙げると、1BTCは「〇円分の価値をもつデータ」として扱われるので、1BTCあたりの価値はどれも同じになります。代替可能だからこそ、通貨として利用することができます。

一方、NFTは作品やデータの価値がそれぞれ異なるため、代替性がありません。
1BTCあたりの価値はどれも同じですが、NFTデータひとつあたりの価値は同じものがないということになります。そのため、1点ものを扱うアートの分野で利用されることが多いです。

NFTの場合は仮想通貨みたいに毎日値動きを確認しなくていいの?

作品を売買するだけなので、仮想通貨のように毎日値動きを確認する必要はありません。欲しい人がいれば売れるというシンプルな取引なので、フリマアプリやネットオークションで物を売買する感覚に近いですよ。

NFTはどんな人が買っているのですか?

ブロックチェーンの最新テクノロジーに興味を持っている人やIT関係者が多いようです。
「仮想通貨長者」と呼ばれるブロックチェーン投資によって多額の利益を得た人々も、今が投機と多く参入しています。

また、参入者の中にはコレクター気質の方も目立ちます。コレクターは着たり使ったりするためでなく、所有して愛でるために集めている方も多くいます。コレクションを収納する場所もいらず、盗難や破損のリスクがないうえに、自分が所有していることの証明が付くNFTの作品はコレクターにとっても魅力的に映るようです。

NFTの将来性は?

今後、メタバースと呼ばれる仮想空間を用いたコンテンツがより充実していくと考えられます。それに付随してNFTの価値も上がっていくかもしれません。
また、最近では多くの芸能人やアーティストがNFTに参入しています。コロナ禍で従来のような活動ができなくなった今、エンターテインメント業界の新しい形になる可能性も秘めています。

NFTを始めるにはもう遅い?

日本国内のNFTマーケットはまだまだ伸びしろがあります。「あの時始めておけばよかった…」と後悔しないように、先行者利益を狙う人は要チェックです。

本記事について

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