速乾ドライヤーおすすめ人気ランキング12選！大風量で早く乾く品を比較紹介

1風量1.5㎥/分以上だと早く乾く

濡れた髪を乾かすにあたり、重要なのは熱ではなく風です。風があると洗濯物の乾きが早いのと同様に、 ドライヤーも風量が多いと、それだけ髪の水気を飛ばすスピードが向上します。

ドライヤーの風量は、1分間にどれだけの量の風を出せたかを示す、㎥/分（立法メートル/毎分）で表されます。
一般的に、大風量ドライヤーと呼ばれる品は、風量1.5㎥/分以上。
ブランドによっては、風量2.0㎥/分をオーバーする速乾ドライヤーもありますので、他のポイント・搭載する機能と比較しながら、選びましょう。

2音は騒音値を念頭に、風量とのバランスを

速乾ドライヤーは風の勢いがパワフルなため、風を起こす部品（ファン）や回転部品（モーター）が、大きめな傾向があります。
そのため、風の音はもちろん、運転中の唸るようなモーター音が耳につくケースも少なくありません。

普通のドライヤーの騒音値（dB/デシベル）は、騒音値65dB～70dB前後が平均
速乾かつ出来るだけ音の静かなドライヤーをチョイスしたい場合は、平均騒音値をベースに、風量と音のうるささのバランスを吟味しましょう。

3温度はヘアダメージに直結

引用元：Amazon |【公式ストア限定】ReFa BEAUTECH DRYER SMART リファ ビューテック ドライヤースマート| リファ(ReFa) |ヘアドライヤー 通販

いくら髪が早く乾いても、パサパサ感のある髪になったりヘアダメージが原因のくせ毛が増えるのは避けたいですよね。

ドライヤーによるヘアダメージで危惧すべきは、熱です。 特に、ブリーチを伴うダブルカラーを行った髪や、縮毛矯正を繰り返している髪の場合、熱ダメージの抑制はマストと言えます。

最高温度が低めの速乾ドライヤーや、温風・冷風の自動切り替えを行ってくれる大風量ドライヤーを選ぶことをおすすめします。

4扱いやすさを左右する重量・消費電力・操作性

速乾ドライヤーで髪を乾かす時間が短縮できても、扱いにくいドライヤーだったら、毎日のヘアドライが億劫になりかねません。
使い勝手を左右する、基本的なスペックも要チェックです。

重さの気にならない速乾ドライヤーで快適に

勢いのある風を生み出すには、ドライヤー内部の、風を起こす部品（ファン）・回転部品（モーター）への注力は必要不可欠。
しかし、ファン・モーターへ技術を詰め込んだ結果、ずっしりとした重さになってしまった速乾ドライヤーも、しばしば見受けられます。

片手で使う家電だからこそ、できるだけ軽くて、疲れない速乾ドライヤーがおすすめです。
500g前後だと、500mlのペットボトルと変わらない重みのため、「500g」を指標の1つにすることをおすすめします！

大風量ドライヤーは消費電力に注意

風を起こす部品（ファン）・回転部品（モーター）のスペックが高い速乾ドライヤーは、消費電力も高くなりがち。

洗面化粧台のコンセントに「1000Wまで」や「1300Wまで」といった、消費電力の限度表示がある場合、その値以上の消費電力表示のある速乾ドライヤーは、使用不可です。

せっかく髪が早く乾いても、使用場所が限定されてしまう速乾ドライヤーだと、使い勝手の悪さに繋がりかねません。
使用環境を踏まえ、消費電力にも注目しながら速乾ドライヤーを選びましょう。

直感的な操作ができると誰もが使いやすい

風量や温度スイッチの位置・形状、さらに折り畳み方法も、選ぶ際に確認しておくと安心です。

持ち手を握った際に誤って押してしまうような形状のスイッチだったり、スイッチのサイズが小さすぎて爪を立てながらの操作になってしまうと、使用の度に小さなストレスを感じてしまいます。

直感的な操作ができ、誤操作の心配が少ない速乾ドライヤーをチョイスすると、誰もが使いやすいドライヤーとなってくれるでしょう。

また、折り畳みができる速乾ドライヤーの場合、持ち手部分を捻って畳むタイプも増えてきています。
速乾ドライヤーを選ぶタイミングで、折り畳み方法も把握しておくと、購入後も戸惑うことなく扱えるでしょう。

5収納やポータブル性はサイズ・コード長さ・折り畳み可否を確認

引用元：Amazon | パナソニック 洗面化粧台 エムライン GQM75KECW GQM075DSCAT | DIY・工具・ガーデン

速乾ドライヤーのサイズが大きかったり、折り畳みができないと、収納スペースの圧迫・持ち運びの不便さを招いてしまいます。また、せっかく髪が早く乾いてもコードが長い速乾ドライヤーは、収納だけでモタついてしまう可能性大！

収納はもちろん、持ち運びしやすいドライヤーを選ぶと、ライフスタイルに馴染む生活家電となってくれますよ。

ワンダム　
プラズマケア　ヘアドライヤー

速乾もヘアケアも！一挙両得なドライヤー

本コンテンツに掲載した12品の内、風量が最も多かったのが本品。 ドライ時間の短縮のみならず、温風の最高温度も55℃と低めなため、 熱ダメージ軽減が期待できます。

さらに、5つのモードが搭載されており、中でも秀逸なのがCAREモード。 温風5秒・冷風7秒が自動で繰り返されるモードにより、 乾かしすぎ（オーバードライ）防止を見込めます。

海外対応ドライヤーのため、旅行に連れて行けるのも◎

惜しい点を挙げるならば、扱いやすさです。

スイッチは、電源ボタンとモード切替ボタンの2種類のみ。 モード切替ボタン1つで、5つのコースを切り替える必要があるため、 お好みのモードに辿り着くまでに、もどかしさを感じるかもしれません。

折り畳み方法も捻って畳むタイプのため、説明書の内容を把握しないと、使用当初は戸惑う可能性も。

カドー　
鼻のないドライヤー　BD-E2

デザインも秀逸な大風量ドライヤー

大風量に加え、吹き出し口の形状により、風が広がる印象の速乾ドライヤー です。従来のピストル型から、ノーズ（風の吹き出し口）部分を無くしたことで、 他に類を見ないデザインの速乾ドライヤーとなっています。

デザインに合わせ、スイッチ部分の表示・形状も至ってシンプル。 まさに無駄を削ぎ落した、速乾ドライヤーと言えるでしょう。

注意すべき点は、温度です。

最高温度が85℃のため、ドライヤーからの熱によるヘアダメージが懸念されます。 こちらの速乾ドライヤーを使う際は、ドライヤー本体を振る、もしくは髪の毛を揺らしながら 乾かし、熱の拡散を図りましょう。

モッズヘア　
マイナスイオンドライヤー　MHD-1220

シンプルな操作感。コスパ優秀な速乾ドライヤー

5000円以下の安いドライヤーながら、最大風量2.1㎥/分。楕円形のクイックノズルにより、頭皮・髪へダイレクトに風を届けます。
さらにシンプルなデザインのため、直感的な操作ができるのも大きな魅力です。

風が直線的に届く分、温風が1か所に当たりすぎないよう、ドライヤーを振りながら乾かす・あるいは髪を揺らしながら乾かすことが、ダメージ抑制において重要となります。 また、風の勢いがあるため、音が耳障りに感じる恐れも。

加えて、操作部のスイッチが小さめのスライド式スイッチのため、 男性など指が大きい方は、操作に手間どるかもしれません。

アイリスオーヤマ　
イオンドライヤー　HDR-M201

最高温度50℃。早く乾いて髪にもやさしいドライヤー

温風の最高温度が50℃と、今回のランキングの中で最も低温な速乾ドライヤーです。 ドライヤーの熱によるダメージ抑制が見込める上に、冷風も同じ風圧なため、仕上げのクールダウンや夏場のヘアドライも快適に行えるでしょう。
コロンとしたフォルムにマッチする、マットな質感も高見え効果◎

懸念点は、音と扱いやすさです。
速乾ドライヤー使用中の「キーン」とした独特な高音は、苦手に感じる方も。

それに加え、吹き出し口のセラミック製遠赤外線パーツは、素材のためか、使用中・使用後は熱を持ちやすいと傾向にあります。 ヘアドライ中の吹き出し口への接触や、収納の際は、十分な注意が必要です。

コイズミ　
イオンバランスドライヤー　KHD-9960

風量＆温度の調節ができるハイスペック速乾ドライヤー

6段階の風量調節に加え、5段階もの風温調節機能が 搭載された、ハイスペックな速乾ドライヤーです。髪質やヘアダメージに合わせた、パーソナルなヘアドライが叶います。さらに、搭載された 温冷自動切替モードにより、熱ダメージの抑制も期待できるでしょう。

折り畳みはできない作りですが、小ぶりなため、収納面の心配も少ないと言えます。

各ボタンの表示も分かりやすいため、操作も直感的に行えますが、振れやすい位置に風温調節ボタンがあるので、誤操作にご用心です。

なお、ハイパワーな風がありがたい反面、消費電力は1300Wとやや高め。タコ足配線を避け、壁際のコンセントから直接、電源を供給する必要があります。 使用場所や環境を選ぶ、速乾ドライヤーとなりそうです。

サロニア　
スピーディーイオンドライヤー

コンパクトで早く乾くドライヤーならコレ

コンパクトなサイズ感ながら、最大風量2.3㎥/分と速乾性に秀でており、収納にも困りません。 折り畳みもできる速乾ドライヤーのため、自宅での使用はもちろん、ジムやサウナ・プールのお供にするのもおすすめです。

いっぽう残念な点は、温度と冷風の威力。温風の温度が約103℃と高めなため、熱によるヘアダメージが気がかりです。

加えて、冷風時の風圧が弱めなため、髪から熱が逃げにくい恐れも。 毎日のヘアドライにおけるオーバードライ（乾かしすぎ）はもとより、暑い時期のドライヤーにも懸念が残ります。

テスコム　
プロテクトイオンヘアードライヤー

お好みの風量に調整できる速乾ドライヤー

ランキングに掲載した12品の内、風量が2番目に多い本品。 こちらの速乾ドライヤーで最も特徴的なのは、無段階の風量調節スイッチです。

横スライド式のスイッチで自由に調節できるため、お好みの風圧で髪を乾かせます。 また、温冷自動切替モード搭載により、熱ダメージの軽減も期待できるでしょう。

速乾が嬉しいドライヤーではありますが、消費電力が1400W のため、壁のコンセントから直接電源をとる必要があります。ご自宅の環境によっては、洗面台周辺での使用が難しいケースも。

加えて、重量も約665gと少々重めです。髪が乾き終わるまでに、重みで腕や手が疲れてしまうドライヤーになってしまうかもしれません。

シャープ　
プラズマクラスタードライヤー　IB-NP9

温度の異なる多彩なモードを搭載した速乾ドライヤー

鳥の羽を模したファン（風を起こす部品）により、高速の風を生み出し、最大風量1.8㎥/分を実現しています。

さらに、周辺温度をセンサーで感知し、季節に合った温度帯へ自動切り替えする、BEAUTYモードも搭載。 季節を問わずオーバードライ（乾かしすぎ）を防ぎ、髪への労わりを意識したヘアドライが見込めます。

惜しい箇所は、サイズ感です。ボリュームのある大きさに加え、重量も約580gと、扱いやすさ・収納のしやすさに難があります。

ロングヘアや髪の量が多い方は、重みにより手が疲れる可能性があり、サイズ感から収納も難儀してしまうかもしれません。

ダイソン　
スーパーソニック　オリジン

人気ブランドのシンプルな大風量ドライヤー

アタッチメントはノズルだけ、というシンプルな本モデル。シンプルながら 最大風量2.4㎥/分と、ダイソンドライヤー最大の特徴である速乾性も変わりません。

なお、温度は最高100℃と、いささか高め。しかし独自の温度測定機能により、 設定温度の自動コントロールを行っているため、ヘアダメージの軽減に期待できます。

惜しい点は、音と収納面。風の音とともに目立つ高音は、苦手に思う人が多いかもしれません。

またコードの途中には、「インラインボックス」と呼ばれる黒い箱がついています。 収納時にかさばるのはもちろん、使用中のコードの取り回しにも気を配る必要があるでしょう。

コイズミ　
ダブルファンドライヤーモンスター　KHD-W905

2つのファンで大風量が実現した速乾ドライヤー

大風量ドライヤーと聞いて、まっさきにモンスタードライヤーが思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。

男性からの人気も高いドライヤーで、独自形状のファン（風を起こす部品）を2つ搭載し、最大風量2.2㎥/分の強風を生み出してます。風の強さだけでなく、温冷自動切替モードにより、熱によるヘアダメージの軽減も見込めるでしょう。

しかし風の勢いがある分、扱いやすさと音には要注意。 消費電力1300Wと高めなため、電源は直接、壁のコンセントからとる必要があります。

大風量に伴い音も大きいため、スマホやタブレットを見つつの「ながらドライ」は難しいかもしれません。

パナソニック　
ヘアードライヤー イオニティ　EH-NE7J

髪に届く風は3.3㎥/分。大風量で早く乾くドライヤー

周囲の風を巻き込むことで、髪へ届く風は3.3㎥/分（※パナソニック基準）と、大風量を叶えました。 風の勢いに加え、付属の速乾ノズルは、縦方向の風を頭皮・髪へ届けます。

独自の、温冷ツインフローにも注目。速乾ノズルの 中央からは温風が、両サイドからは冷風が出るため、オーバードライ（乾かしすぎ）を防ぐ効果が見込めます。

難点は、重さと操作性です。重量はおよそ580g、加えて頭でっかちな印象のため、人によっては重みが気になる恐れがあります。

また、持ち手の上部分に温冷切り替えボタンがあるため、ヘアドライ中の誤操作にも要注意です。

モノクローム　
ヘアドライヤー　KHD-1385/W

静音性に優れたチャレンジしやすい価格の速乾ドライヤー

騒音値最大60dBと、本ランキングで最も静かな速乾ドライヤーです。 スマホ・タブレットを見ながら髪を乾かす「ながらドライ」のお供におすすめ。

デザインもミニマルかつシンプルなため、直感的な操作ができるのも、魅力の1つと言えるでしょう。

今回ピックアップした大風量ドライヤーにおいて、 風量は最も控えめな1.6㎥/分。しかし、音の静かさやサイズ感など他の項目で秀でているため、ランクインしました。

お手頃価格で購入できるため、速乾ドライヤーを試してみたい方にとって、チャレンジしやすい品だと言えます。

ワンダム　
プラズマケア　ブロープラススパイラル

家庭でも使いやすい大風量スイング型ドライヤー

付属のスパイラルノズルには プロペラが内蔵されており、 風がらせん状に放出されます。らせん状の風が、髪と頭皮に ムラ無く行きわたるため、振らない・揺らさないヘアドライを実現！

重量430g、一般的な洗面化粧台で使用できる1200Wの消費電力、折り畳みOKと、 使い勝手の良さ・収納の手軽さも大きな魅力です。

心配な点を挙げるとすれば、音と価格です。

風の勢いがある分、騒音値は89.7dBと、平均より少し高め。 深夜・早朝のドライヤー使用には、配慮が必要だと言えます。

また、業務用ドライヤーを一般家庭向けにアレンジした品のため、価格も張ります。

フカイ工業　
ヴィリュクス　ヘアードライヤー

早く乾くのに静かなスイング型ドライヤー

セットになっているスイングノズルは、 風の力でハネが左右に振れる仕組み。 ドライヤーを固定したままでも、風と熱が分散されるため、頭皮・髪を均一に乾かせます。

さらに、ジェットエンジンをモチーフにした独自開発のモーターと、シロッコファンにより、 音が気になりにくいのもポイントです。

注意すべき点は、消費電力とサイズ感です。

美容室でも使われる大風量ドライヤーのため、消費電力は1300Wと高め。壁のコンセントから直接、電源を取る必要があります。またサイズも大きく折り畳みもできないため、収納面にも不安が残ります。

クレイツ　
グレイス ムービングドライ

美容室でも使われる大風量スイング型ドライヤー

エアールーバーと称される部品が、ドライヤーの先端部分に内蔵されており、 エアールーバーに風が当たることで、風・熱が拡散 されます。

エアールーバーの外側にあるリングを操作することで、風向きの変更・風の固定も可能。ノズルの 付け外しをせずとも、スイングと直進、両方の風を楽しめるのが大きな魅力です。

なお、業務用ドライヤーとしても利用されるケースの多い本品。 重量700g超・コード3m・消費電力1500W・折り畳み不可……と、いずれも ご家庭で使用するには、オーバースペック気味なのが難点だと言えます。